お役立ち情報
マレーシアでの車の運転
<運転>
日本の国際運転免許証で運転が可能です。但し、必ずパスポートと日本の運転免許証を携行ください。
日本と同様、自動車は左側通行ですので、日本の方にはマレーシアでの運転はなじみやすいようです。交通標識はほとんど国際標準に準拠していますが、マレー語で書かれている場合もありますので、「AWAS(注意)」などの基礎的な標識は覚えておいた方がよいでしょう。バイクも多く、車の間を縫うようにして走る方が多いためご注意ください。長期間にわたりマレーシアに滞在される場合、ビザ(ワークパーミット等)が発行され、有効期間のある日本の運転免許証をお持ちの場合は、簡単にマレーシアの運転免許証が発行されます。手続きは以下の通りです。
マレーシアの交通事情
<公共交通機関>
KL市内および近郊にはMRTやLRT、モノレール、KTMコミューター並びにバスがあります。LRTとモノレールは、比較的便利にご利用いただけますが、KTMコミューターは運航頻度が少なく、また、時間変更も度々あるためあまりお勧めできません。政府はKTMコミューターの利便性向上を積極的に進めようとしておりますが、残念ながらまだ日本のレベルには至っていない状況です。MRTについては、新路線や新駅が完成し、今後便利になってくるものと思われますが、現時点での主流は車とご認識ください。
バスについては路線が複雑なため、あまり一般的ではありませんが、KLCC、ブキビンタン、中華街等を循環する無料のバスも運行されております。
日本人のマレーシア(クアラルンプール)での生活
<日本人>
マレーシアは日本の住みたい海外ナンバーワンのポジションを10年以上にわたってキープしています(日本のロングステイ財団調査)。企業の赴任者だけではなく、MM2Hビザによる長期滞在の方も多く居住されています。ルックイースト政策(日本を見習え)が40年近くにわたって学校で教育されてきているため、非常に親日的な国であり、日本人はマレーシア人から見て、礼儀正しく、秩序を守り、尊敬すべき民族と評価されています。日本人にとってはとても生活しやすい環境であるといえます。
クアラルンプール周辺の空港
<KLIA>
クアラルンプール中心街から南へ約60キロ、車で1時間の場所にあるKLIA(Kuala Lumpur Ineternational Airport)は、国際線、国内線のハブ空港として日系の航空会社も複数便乗り入れています。黒川紀章により設計され、1998年に完成したKLIAは出発ゲートの天井装飾などにイスラム的な色彩を持つ美しい空港です。国内線と国際線のゲートを持つメインターミナルと、国際線用のサテライトターミナルに分かれ、サテライトターミナルへは電車で移動します。
到着時はArrivalの矢印に沿って進むと入国審査ゲートにつきます。搭乗ゲートによっては、電車を利用し、かなり長距離を歩く必要があります。また、途中、エスカレーターを利用し、一つ下の階へ進みますのでご注意ください。入国審査はいつも混んでおり、1時間程度かかることも稀ではありません。外国人用、マレーシア人用、マレーシア人シニア専用、ASEAN諸国パスポート用、ビジネス・ファーストクラス利用者用、自動カウンターなど、いくつもの種類に複雑に分かれていますので、並び始める前に確認が必要です。その後、銀行の両替所やお土産販売店を抜けると、荷物のピックアップコンベアで預け入れ荷物を取り、税関へ進みます。ゴルフバック等の大きな預け入れ荷物がある場合は、専用のコンベアでの受け取りとなりますのでご注意ください。税関では、ランダムに旅客を選び荷物のエックス線検査をかけています(全員がチェックを受けるわけではありません)。税関を抜けると、待合場所に出ることができます。