お役立ち情報
マレーシア(クアラルンプール)での法人登記住所
<法人登記住所>
日本では、個人事業主あるいは法人の住所はマンションの1室等でも問題ありませんが、マレーシアの場合は法令上、住居地域での法人設立はできません。また、商業地域等にある住居用コンドミニアムでも、法人設立は一般的に不可能です。マレーシアで法人を設立する場合は、原則として、住居とオフィスは別々に考える必要があります。
<SOHO>
クアラルンプール(マレーシア)周辺の学校事情
<日本人学校>
クアラルンプール周辺に居住する日本人で幼稚園・小中学校家族帯同世帯の9割以上の方が日本人学校(JSKL)へ通学されています。
クアラルンプール市内中心部から車で約40分のリゾート地域であるサウジャナにある日本人学校は、在マレーシア日本大使館とクアラルンプール日本人会によって運営されている日本のカリキュラムに沿った学校です。
税制度(マレーシア/クアラルンプール)
<税制度>
マレーシアでは日本と同様に、所得税(Income Tax)、印紙税(Stamp Duty)、固定資産税(Assessment FeeとQuit Rent)、関税(Tariff)がありますが、贈与税、相続税は制度そのものがありません。日本での贈与税、相続税対策としてマレーシアへの移住をお考えになる方が増えていますが、日本の税制度も変化しており、事前に日本の税理士等への確認をお勧めいたします。
日本人商工会議所(マレーシア/クアラルンプール)
<JACTIM>
マレーシアではマレーシア日本人商工会議所(JACTIM - The Japanese Chamber of Trade & Industry, Malaysia)が活発な活動を行っています。各委員会ごとの月例会合では、マレーシアでのビジネス展開に必要な様々な情報のレクチャーが行われ、また、マレーシア政府とのダイアログや調査団の派遣事業、福祉活動(JACTIM Foundation)、広報活動、会員間の親睦活動など、様々な事業を行っています。
新規にマレーシア進出される企業にはJACTIMへの参加を積極的にお勧めしております。また、3年ごとに発行されるマレーシアハンドブックでは、各種基礎情報をはじめ、産業動向、法令や各種制度の解説が載っており、フィージビリティースタディー等にもご活用いただけます。
クアラルンプール(マレーシア)周辺の病院・医療保険
<病院制度>
マレーシアには日本と同様に、私立病院と公立病院の2種類がありますが、その実態は日本と大きく違います。また、医療費については、それぞれの病院ごとの価格設定があり、同じ治療でも医療費用は大きく異なります。
公立病院は、低所得者でも治療が受けられるよう政府の補助があり、マレーシア人の場合安い価格で受診可能ですが、日本人などの外国人の場合は価格が異なります。また、日本の病院以上に混んでおり、設備等も充実していない場合もあり、日本語でのやり取りは不可能と考える必要があります。大きな公立病院の場合、私立病院では無いような研究設備を持っている場合もありますが、特殊なケース以外で日本人が病気や怪我で治療を受けるにはハードルが高いと思われます。