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お知らせ
2020年6月1日
コロナウィルスと自宅待機のアップデート
サンフランシスコ市において,5月31日までとされていた自宅待機令の期限の設定がなくなった一方,経済活動の再開に伴う時間軸等が発表されました。
1.カリフォルニア州の状況
(1)5月29日最新の報道によると,州内における感染者数は104,042人で死者数が3,996人,ベイエリアにおける感染者数は13,401人で死者数が440人となっています。
(2)州知事は5月26日の記者会見で,自宅待機令のアップデート等として以下の内容について述べています。
・宗教施設については州全体で条件付きの下,礼拝を行える
・小売については地域の保健当局が許可を出せば店内営業も許可する
・地域毎に許可される経済活動に,美容院・理容院を追加する
なお,最新の州サイトによると,サクラメントやフレズノを含む48郡が自己認証(self attestation)を終えています(https://www.cdph.ca.gov/Programs/CID/DCDC/Pages/COVID-19/County_Variance_Attestation_Form.aspx)。
(3)サンフランシスコ市は5月28日,現在の(5月末までとしていた)自宅待機令の期限を撤廃し,今後修正を加えつつ段階的で安全に経済活動の再開を行う旨発表しました(各フェーズ及び目標時期は以下のとおり)。
ア.フェーズ1及びフェーズ2a(6月15日まで)
幼児ケア,植物園,屋外博物館・史跡,最小限の接触でサービスを提供する屋外の店頭販売等
イ.フェーズ2b(目標日:6月15日)
ほとんどの屋内小売業,屋外での飲食業,無観客でのプロスポーツ,屋外フィットネス等
ウ.フェーズ2c(目標日:7月13日)
美容院及び理容院,店内での飲食,予約制不動産オープンハウス等
エ.フェーズ3(目標日:8月中旬(1つ以上のサブフェーズの可能性あり))
ジム及びフィットネスセンター,ネイルサロン等個人向けサービス,バー,屋内博物館,屋外スイミングプール等
オ.フェーズ4(月日未定)
コンサート,観客を伴うスポーツとパフォーマンス,ナイトクラブ,フェスティバル,レジャーや観光に伴う全てのホテル及びロッジ等
※詳細については以下をご参照ください。
https://sf.gov/information/reopening-san-francisco
(4)各地の経済活動が再開する中,公共鉄道BART(Bay Area Rapid Transit)は5月27日,安全に乗客を迎えるための15に渡る計画を発表しました。長い列車の運行,運行頻度の増加,新しい座席構成のテスト等が盛り込まれているほか,現在も要請している13歳以上の乗客に対するフェイスカバーについて,各郡が同規制を緩和したとしても維持するとしています。https://www.bart.gov/news/articles/2020/news20200526