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タイ語の看板にあふれ、行き交う人もどことなく垢抜けていない感じがして古き良きバンコクを髣髴させます。都心部とは一線を画す「田舎っぽさ」のようなもの感じる一方で、BTSオンヌット駅が開業して以来、バンコク都心部とオンヌット以南、ウドムスクやバンナーといったエリアを繋ぐ交通の要所として注目され、現在もまだまだ開発が進んでいます。賃料もスクンビットエリアより安価なものが数多くございます。

ラチャダーと呼ばれるエリアはまだ歴史の浅い発展途上の街で、未開発のエリアでは商業施設やコンドミニアムなどの建設が進められています。以前は歓楽街が多いこともあり「ラチャダー」と言えば煙たがられる存在でしたが、今では行政の管理もあり変貌を遂げています。現在は若者が集うディスコなどの娯楽施設が増え、新規のアパートやマンションなども多く建ち並び、ベッドタウンとしての様相を見せております。更に2004年の地下鉄（MRT）の開通を受けて、多くの日系企業が拠を構えるようになり、それに伴い日本人の姿も多くはないですが徐々に見られるようになっています。

パヤタイ地区は、エアポートリンクとBTSスカイトレインが通り、ここ一年でおしゃれな「ホステルの街」へと変化しつつあります。都心を走るBTSスカイトレインは渋滞地獄のバンコクを移動する上で最も利用価値が高い交通手段です。サイアム・トンロー・モーチット駅も、BTSパヤタイ駅から一本で移動が可能です。更に電車が通っていない川沿いエリア(王宮、チャイナタウン、カオサン方面)も近く、ローカル巨大ショッピングセンター、プラトゥーナム市場へも徒歩15分でアクセス可能です。

チャトゥチャック地区は、タイ人に一番人気のセントラルプラザ・ラップラオを中心に、ローカル色の強い地域です。人気スポットが集まっていて、人が多く活気のある街で、外国人も多く住んでいます。中でも、タイで最も大きいマーケットである「チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットは、1.13 km²の敷地を誇る巨大マーケットです。マーケットの名の通り、ほとんどのお店が“土曜”と“日曜”だけのウィークエンド営業となっています。

サパーンタクシン地区は、駅から徒歩でアクセスできる距離にチャオプラヤー川があり、周辺にはリバーサイドの有名ホテルや昔ながらの街並みが残っています。カオサンロードやワットポーへ容易にアクセスできる運河交通、「チャオプラヤー・エクスプレスボート」に乗り換えできる場所でもある為、駅としての需要は高いです。駅の周辺には由緒のある観光地がいくつかあります。サパンタークシン駅以西のBTSシーロム駅沿線区間は一般の旅行者にはあまりなじみがないエリアですが、近年ウォンウィエンヤイ～バンワー間はコンドミニアム及びショッピングセンターの開発が着々と進行しております。