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お知らせ
2020年8月27日
カナダ・オンタリオ州・トロントにおけるCOVID-19(コロナウイルス)の最新情報について(日本帰国体験レポート有)
コロナウイルス影響下でのトロント不動産に関しての情報は、当webサイト、弊社動画配信、また下記記事をご参照ください。
・スターツ世界不動産オンラインセミナー(2020年8月) →https://youtu.be/rcpV2ZWVvhw
・スターツ海外拠点動画配信(2020年4月・5月) →https://kaigai.starts.co.jp/toronto/info/4548
・2020年3月 第26回「コロナウイルスに関する不動産の動きとQ&A」→https://torja.ca/starts2004/
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弊社スタッフの日本帰任に伴い、トロント-日本(成田空港)までのフライト、PCR検査結果受領までを
帰国体験レポートにまとめました。(バンクーバー経由)
→ https://kaigai.starts.co.jp/toronto/info/4616
※あくまでもご参考にご覧いただき、無断転載はご遠慮くださいませ。
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8月27日時点最新情報(トロント総領事館より):
【生活・学校】
●オンタリオ州のレストラン、バー等の飲食施設を利用する際の注意事項
(1)7月31日、オンタリオ州政府は、レストラン、バー等の飲食施設において顧客の安全を確保するための措置を実施することを決定しました。主要な内容は以下のとおりです。
○飲食施設の屋内外のエリアでは、顧客は、同エリア入出時、洗面所への移動時、支払い時を除き、常に着席していることが求められる。
○飲食施設の責任者は、顧客の氏名、連絡先等の情報を記録し、30日間保持する。
(2)詳細については、以下を御参照ください。
https://news.ontario.ca/mohltc/en/2020/07/ontario-implementing-additional-measures-at-bars-and-restaurants-to-help-limit-the-spread-of-covid-1.html
●新型コロナウイルスの症例管理、接触管理等のための携帯電話アプリの配信の開始
(1)7月31日、オンタリオ州政府は、連邦政府と連携してオンタリオ州内で開発された新型コロナウイルスの症例管理、感染者との接触管理等を目的とした携帯電話アプリ「COVIDアラート」の配信を本日から開始した旨発表しました。
(2)本アプリは、AppleとGoogle Playのアプリストアから無料でダウンロードすることができます。
(3)このアプリの使用は任意です。プライバシー第一で設計されたものであり、個人情報や位置情報は収集されません。
(4)詳細については、以下の州政府の発表を御参照ください。
https://news.ontario.ca/opo/en/2020/07/covid-alert-available-for-download-beginning-today.html
●オンタリオ州内の全ての地域の経済再開計画第3段階への移行
(1)8月10日、オンタリオ州政府は、ウィンザー及びエセックス地域を8月12日から経済再開計画第3段階に移行する旨発表しました。 これをもって、州内の全ての地域が第3段階に移行することになります。
(2)第3段階に移行する地域では、適切な安全衛生対策を講じることを前提に、ほぼ全てのビジネス及びサービスの再開が認められます。また、他者との物理的な距離を取ることを条件に、屋内での集会は最大50人まで、屋外での集会は最大100人まで可能となります。これは以下のような行事や場所に適用されます。
○屋内や屋外で行われる全ての行事や社会的な集会(パーティ、募金活動、品評会、結婚披露宴、葬儀等)、カジノ、ビンゴホール、ゲーム施設、コンサート、ライブ公演(芸人による演技等)、会議施設、イベント施設、スポーツ施設、フィットネス施設、お祭り、娯楽用のフィットネス教室や音楽教室、映画館、不動産の物件見学、スポーツ大会、レース競技、旅行サービス、ガイドサービス(ボートツアー等)
(3)なお、感染拡大を防ぐため、以下の施設等は引き続き閉鎖されます。
○遊園地及びウォーターパーク
○ブッフェ形式の飲食サービス
○レストラン・バーでのダンス(雇われた芸人が特別な規則に沿って行う場合を除く)
○宿泊を伴う子供向けキャンプ
○個室カラオケ
○スポーツにおける長時間の身体的接触
○サウナ、蒸し風呂、銭湯、酸素バー
○カジノ等での卓上ゲーム
(4)詳細については、以下を御参照ください。
・州政府発表
https://news.ontario.ca/opo/en/2020/08/windsor-essex-to-join-the-rest-of-province-in-stage-3.html
・オンタリオ州政府経済再開計画関連サイト
https://www.ontario.ca/page/reopening-ontario-stages#section-0
・オンタリオ州政府経済再開計画第3段階関連サイト
https://www.ontario.ca/page/reopening-ontario-stages#section-3
●トロント市内のアパートやコンドミニアムでのマスク着用の義務化
(1)7月29日、トロント市議会は、8月5日からアパートやコンドミニアムの共用スペース(ロビー、エレベーター、洗濯室等)でマスクやフェイスカバーの着用を義務化する条例を可決しました。
(2)今後、他の自治体においても同様の動きがあり得ますので、御注意ください。
(3)詳細については、以下を御参照ください。
●トロント市内の飲食施設や娯楽施設を利用する際の注意事項
(1)7月29日、トロント市議会は、飲食施設や娯楽施設の運営者に対し、利用者の安全を確保するための措置をとることを求める条例を可決しました。主要な内容は以下のとおりです。
○飲食物が提供・消費される屋内外のエリアでは、同エリア入出時、洗面所への移動時、支払い時を除き、利用者が常に着席していることを確保する。
○施設の屋内外において、各テーブルに着席できる人数は10名を超えない数に制限する。
○一度に施設内にいられる人数は、他者との物理的な距離(少なくとも2メートル)を維持できる数に制限する。施設収容人数は基本的に最大100名までとする。
○飲食物が提供・消費される屋内外のエリアの利用者(団体の場合は少なくとも1名)の顧客情報(氏名、電子メール、電話番号)を記録する。
(2)今後、他の自治体においても同様の動きがあり得ますので、御注意ください。
(3)詳細については、以下を御参照ください。
●9月からの学校再開計画
(1)7月30日、オンタリオ州政府は9月からの2020-2021学年度の学校再開に向けた計画を発表しました。発表の主な内容は以下のとおりです。
○小学校(幼稚園から8年生)は、週5日の授業を再開する。
○リスクの低い中学校は、週5日の通常授業を再開する。ほとんどの中学校においては、クラス人数が15人に制限され、対面とオンラインで交互に授業が行われる方式で新学年度を再開する。
○4学年から8学年の生徒及び学校職員は、マスク着用が求められる。
○今後も保護者の希望により、生徒はオンライン授業を継続することができる。
(2)詳細については、以下を御参照ください。
●屋内公共スペースにおけるマスク等着用の義務化
(1)6月30日,トロント市議会は,7月7日から屋内公共スペースにおいてマスク又はフェイスカバーの着用を義務化することを決定しました(2歳未満の子ども等は除かれます。)。同措置は,今後延長されない限り,夏季休会後の最初の市議会(9月30日及び10月1日の予定)の終了時に失効することとなります。詳しくは,以下のトロント市の発表を御参照ください。
(2)ピール地域(ブランプトン市,ミシサガ市,カレドン町)においても,議会で同義務化が審議される予定であり,承認されれば7月第2週にも実施される見込みです。
(3)現在義務化されていない他の自治体においても同様の動きがあり得ますので,御注意ください。
●公共交通機関におけるマスク等着用の義務化
(1)7月2日から,トロント大都市圏の以下の公共交通機関では,マスク又はフェイスカバーの着用が義務化されますので,御注意ください。
○Toronto Transit Commission (TTC)
○York Region Transit (YRT)
○MiWay
○Brampton Transit
○Durham Region Transit (DRT)
○Oakville Transit
○Hamilton Street Railway (HSR) ※6月22日から実施
(2)なお,義務化されていない公共交通機関(GO Transit, UP
Express等)であっても,利用する際にマスク等の着用が奨励されていますので,御留意ください。
●トロント市の経済活動再開に向けた取組
(1)5月29日,トーリー・トロント市長は,今後の市民の勤務態勢についてダウンタウンにある大手企業や大学と協議し,少なくとも9月までは可能な限り在宅勤務を行うこと,職場での勤務を再開する際は,従業員を段階的に戻すとともに,時差通勤を行うことについて合意した旨発表しました。市は,全ての大手雇用主が同様の取組を行うことを推奨しています。
(2)これは,トロント市の公共交通機関を利用する通勤者の12%がダウンタウンにオフィスがある金融業と保険業の従業員で占められていること,また,大学やカレッジの学生の半数以上が公共交通機関を利用してダウンタウンにあるキャンパスに通学していることから,経済活動の再開が本格化する際に,TTCを含む公共交通機関内が乗客で過密にならないようにするための取組の一つです。
(3)詳細については,以下のトロント市の発表を御参照ください。
●オンタリオ州内の学校の休校措置の延長
5月19日,オンタリオ州政府は,新型コロナウイルス感染拡大防止のため,同州保健省主任医務官の助言に基づき,5月31日までとしていた州内の公立学校の休校措置を今年度末まで延長することを発表しました。
私立学校,チャイルドケアセンター等については,州政府の経済等再開計画の第一段階の間,引き続き閉鎖されます。
その他詳細については,以下の政府発表を御参照ください。
●チャイルドケア・センター及び夏の日帰りキャンプ・プログラムの再開
(1)6月9日,オンタリオ州は,経済再開計画を支援するため,チャイルドケア・センターを州内全体で再開することを発表しました。本日から職員は再開準備のため施設に入ることが認められ,州が定める安全指針がすべて遵守された段階で再開が許可されます。
(2)また,オンタリオ州は,安全指針を遵守することを条件に,夏の日帰りキャンプ・プログラムを州内全体で再開することを発表しました。なお,宿泊を伴うキャンプは認められていません。
(3)詳細については,以下の政府発表を御参照ください。
●新型コロナウイルスの症例管理,接触管理等のための携帯電話アプリの導入
(1)6月18日,オンタリオ州は,経済活動の再開と社会的交流の増加に伴い,オンタリオ州の人々が安全な生活を送れるよう,連邦政府と連携し,新型コロナウイルスの症例管理,感染者との接触管理等を目的とした携帯電話アプリ「COVIDアラート」の運用を今後2週間以内に開始する旨発表しました。
(2)本アプリは,オンタリオ州から使用が開始され,その後カナダ全域に拡大していく方針です。登録を済ませると管轄の公衆衛生局から以下のサービスが提供されます。
○感染者及び濃厚接触者への連絡(判明後24時間以内)。
○濃厚接触者への最大14日間の自己隔離の指示。
○濃厚接触者への自己隔離期間中毎日のフォローアップ。
○濃厚接触者への検査の助言。
(3)なお,このアプリの使用は任意です。プライバシー第一で設計されたものであり,個人情報や位置情報は収集されません。
(4)詳細については,以下の州政府の発表を御参照ください。
●ソーシャル・サークル形成の奨励
(1)6月12日,オンタリオ州は,州民の精神状態の改善,社会的孤立の軽減のために,物理的距離(physical distance)を取る必要のない10人までのソーシャル・サークルを形成することを奨励する旨発表しました。
○現在既に形成されているサークル(同居している人又はあなたの世帯を定期的に訪問する人)から始める。
○現在のサークルが10人を超えない場合,別の世帯,家族,友人をサークルに追加できる。
○ソーシャル・サークルを形成する全員がそのサークルに参加することに同意する。
○ソーシャル・サークルを安全に保つために,他のサークルの人と物理的距離を保つ。
○複数のサークルを掛け持ちしてはならない。
(2)オンタリオ州では,本12日から,公共イベント及び集会の人数制限が州内全域で5名から10名に緩和されています。これら公共イベント及び集会では,引き続き,物理的距離を確保する必要がありますが,ソーシャル・サークルを以下の手段に従って安全に形成することで,そのサークル内では物理的距離を確保せず密接な付き合い(close contact)を行えるようになります。
(3)詳細については,以下を御参照ください。
○政府発表
○オンタリオ州関連ウェブサイト
●公共交通機関でのマスク等着用の義務化
(1)6月11日,トーリー・トロント市長は,7月2日からTTCを利用する乗客に対し,マスク又はフェイス・カバーの着用を義務化する旨発表しました。(なお,17日のTTC理事会による承認をもって正式決定となります。)
(2)ハミルトン市においては6月22日から,またミシサガ市及びブランプトン市においても7月2日から,市内の公共交通機関を利用する乗客に対し,マスク又はフェイス・カバーの着用を義務化する旨発表しており,その他の市町村でも今後同様の動きがあり得ますので御注意ください。
(3)詳細については,以下を御参照ください。
・トロント市発表
・TTC発表
・ハミルトン市発表
・ミシサガ市発表
・ブランプトン市発表
(4)なお,未だ義務化が発表されていない公共交通機関(GO Transit,
UP Express等を含む)であっても,利用する際にマスク等の着用が奨励されている場合がほとんどですので御留意ください。
●新型コロナウイルスのPCR検査対象者の拡大(オンタリオ州)
(1)5月24日,オンタリオ州保健省は,医療機関向けに発出した通知において,同日以降,以下に該当する者をPCR検査の対象にするとして,検査対象者拡大の方針を示しました。
〇症状のある方:軽度の症状であっても,新型コロナウイルスの症状(注)が1つでもある方。
〇症状のない方:新型コロナウイルスに曝されたのではないかと心配している方(新型コロナウイルス感染者又はその疑いのある者に接触した方又は接触した可能性がある方を含む。)。
〇症状のない方:雇用を通じて新型コロナウイルスに曝される危険がある方(必要不可欠な労働者(医療従事者,食料品店の従業員,食品加工場など)を含む。)。
(注)37.8度以上の発熱,新たな咳又は咳の悪化,息切れ(呼吸困難),喉の痛み,嚥下障害,嗅覚・味覚障害,悪心・嘔吐,下痢,腹痛,鼻水・鼻づまり(アレルギー等の既往症がない場合)など。その他詳細については,オンタリオ州保健省が公表している以下の新型コロナウイルス検査指針の2ページ目のGuidance for all Populationsを御参照ください。
http://www.health.gov.on.ca/en/pro/programs/publichealth/coronavirus/docs/2019_covid_testing_guidance.pdf
(2)検査(アセスメント)センターによっては,事前に予約が必要な場所もありますので,事前に御確認ください。
●物理的な距離を確保できない場所でのフェイスカバー等の着用の奨励
(1)5月20日,オンタリオ州政府は経済活動等の段階的な再開を受け,公共交通機関,小さな店舗等,物理的な距離を確保することができない場所では,フェイスカバー,非医療用マスク等を着用することを奨励する旨発表しました。
(2)オンタリオ州保健省は,フェイスカバー等の着用について以下の留意点を挙げています。
・フェイスカバーは,安全に隙間なく鼻と口を覆うよう着用する。フェイスカバーは,少なくとも2層のしっかりした素材で作られ,洗濯しても形状が崩れないものにする。
・手術用マスクやN95マスク等の医療用マスクは,医療従事者,新型コロナウイルス罹患者が医療機関等への移動の際に着用すべきもの。
・2歳未満の子供,呼吸困難のある者,自力で着脱できない者は,フェイスカバーを着用すべきではない。
詳細については,以下の政府発表を御参照ください。
●新型コロナウイルス感染者ないし感染の疑いのある者の移動手段
4月17日,トロント市保健局医務官は,新型コロナウイルス感染者又は感染の疑いのある者が外出できるのは,指定された検査センター又は病院へ行く時に限られ,また,その移動の際にも,以下に沿った行動をするよう注意喚起しました。
・自分で運転できる場合,自分で運転し病院へ行く。
・自分で運転できない場合,家族・友人の運転で病院へ連れていってもらう。
・家族・友人の助けが得られない場合は,タクシー等で移動する。その際には,予約時にタクシー会社に対し,感染の疑いがある/感染者である旨を伝える。乗車の際は,窓を開放し,後部座席に座り,マスク又はフェイスカバーを着用する。また,タクシー会社名及びライセンスナンバー等をメモしておく。
・救急医療が必要な場合には,911へ連絡する。
詳細については,以下を御参照ください。
https://www.toronto.ca/wp-content/uploads/2020/04/8d56-MOH-Statement_17April2020.pdf
【緊急事態宣言】
●新型コロナウイルスの感染拡大防止及び影響軽減のための措置の延長
(1)8月20日、オンタリオ州政府は、新型コロナウイルスの感染拡大防止及び影響軽減を目的に講じられている措置(集会人数の規制、ビジネス再開のための安全規制等)を9月22日まで延長すること等を発表しました。なお、同措置は、州政府の決定により、今後も実施期間の延長及び各種措置の変更・撤廃が可能となっています。
(2)詳細については以下を御参照ください。
https://news.ontario.ca/mcscs/en/2020/08/ontario-extends-orders-under-the-reopening-ontario-act-2020.html●緊急事態宣言の下で講じられてきた措置について
(1)7月21日、オンタリオ州議会は、緊急事態宣言終了後も緊急事態の下で講じたれてきた措置を延長することができる法案195を採択・裁下しました。
(2)これにより、7月24日の緊急事態宣言終了後も各措置(集会人数の規制、再開できるビジネスの規制等)が30日間延長されることになりました。
(3)また、オンタリオ州政府の決定により、今後も30日間を限度として同措置を何度も延長すること、各種措置の変更・撤廃が可能となります。
(4)詳細については以下を御参照ください。
●日本における新型コロナウイルスに関する水際対策強化(新たな措置)
(1)7月22日、日本政府は、新型コロナウイルスに関する新たな水際対策強化措置を決定しました。この措置により、入国拒否対象地域が新たに17か国追加され、また、これまで対象としていた地域への検疫強化措置は延長されます。
(2)現在、カナダから日本への渡航者は本件措置の対象となっていますが、今回の決定により、7月末日までとなっていた検疫強化措置の実施期間が8月末日まで延長されましたので御注意ください。
(3) 詳細については、以下を御参照ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C062.html
●緊急でない医療サービスの再開
(1)5月26日,オンタリオ州保健省は,これまで保留されてきた緊急でない医療サービスを徐々に再開させるため,歯科医,マッサージセラピスト等,一定の医療専門職による医療サービスの提供再開を認めるとの方針を示しました。ただし,再開には厳格な安全基準の遵守が求められるほか,再開しても医療サービス提供者と患者の安全確保のため対面での診療回数を制限することが奨励されていることから,各医療機関がいつ再開するか,従来どおりの方法でサービスを提供しているかについては,事前の確認を要しますので御留意ください。
(2)再開の対象となる医療サービスの詳細については,以下のRegulated
Health Professionsを御参照ください。
【入国・航空】
●航空機を利用する乗客への検温の義務化
(1)6月12日,カナダ連邦政府は,航空機を利用する乗客に対して検温を義務化し,段階的に実施する旨発表しました。
(2)この措置は以下のとおり段階的に実施されます。
○第1段階 6月30日までに,カナダ行きの国際線の出発前に,乗り継ぎの場合は乗り継ぎ地において,検温が実施されます。
○第2段階 7月末までに,現在,カナダ国内で国際線を受け入れる空港として指定される主要空港(モントリオール,トロント,カルガリー,バンクーバー)の出発場所に検温を行う施設が設置されます。
○第3段階 2020年9月までに,以下の空港の出発場所に検温を行う施設が設置されます。
セントジョンズ,ハリファックス,ケベックシティ,オタワ,トロント・ビリービショップ,ウィニペグ,レジャイナ,サスカトゥーン,エドモントン,ケローナ,ビクトリア
(3)なお,発熱している場合は,発熱の理由を証明する医療証明書を持つ者を除き,搭乗を拒否され,14日を経過した以降に再予約することが指示されます。
(4)詳細については,以下を御参照ください。
https://www.canada.ca/en/transport-canada/news/2020/06/temperature-screening-to-be-required-for-travellers-at-canadian-airports.html
●トロント・ピアソン国際空港内におけるマスク着用の義務化等
(1)6月1日から,トロント・ピアソン国際空港は,新型コロナウイルスにかかる安全対策として,2歳未満の者,呼吸困難を抱える者等を除くすべての者に対して,ターミナル内で常時マスク又はフェイスカバーを着用することを義務付けました。
(2)また,ターミナル内の密集を防止する観点から,移動に補助が必要な者の友人又は家族,単独で搭乗する未成年の付き添い者等を除き,乗客本人以外のターミナル内への立入りを認めないこととしました。なお,空港への出迎者は携帯電話待機エリア(45分間無料)にて駐車することが推奨されています。ターミナル近隣の路上に違法駐車をした場合は,後日75ドルが請求されますので,御注意ください。
(3)詳細については,以下のトロント・ピアソン空港の発表を御参照ください。
●カナダ政府は,4月15日からカナダ入国時の自己隔離の執行強化を実施しています。
本執行強化は,入国者の新型コロナウイルスの症状の有無に関わらず,自己隔離計画を聴取するものであり,同計画が不十分又は不適切と判断された場合は,ホテル等,首席公衆衛生官の指定する施設で隔離することが求められます。
自己隔離は以下の点を満たす必要がありますので,入国される方は,御注意ください。
・65歳以上の高齢者や,基礎疾患のある人と接触する場所での隔離は認められない。
・隔離場所は,食料や必要な医薬品など,基本的な生活必需品が入手できる環境である必要がある。
なお,症状が認められる場合は,上記に加え,空港から自己隔離の場所まで,公共交通機関,タクシー等は使用できません。
詳細については,以下のウェブサイトの「Travel restrictions
and exemptions」を御参照ください。
https://www.canada.ca/en/public-health/services/diseases/2019-novel-coronavirus-infection/latest-travel-health-advice.html?topic=tilelink#f
●航空機利用の際のマスク等携帯の義務化
(1)4月17日,カナダ連邦政府は,航空機を利用する乗客が他者との間に物理的距離を取れない時の措置として,乗客に対し非医療用のマスク又は口と鼻を覆うことができるフェイスカバーを着用することを求める旨発表しました。このため,搭乗時にマスク又はフェイスカバーを携帯していることを示せない乗客は,搭乗が認められなくなります。この措置は,4月20日(月)正午から実施されます。
(2)この措置は,空港での手荷物チェックや乗機するまでの間等に,空港関係者及び航空会社職員と乗客が物理的距離を維持できない場合があるため,その対策として実施されるものです。
(3)また,本発表では,鉄道及びバスで旅行する乗客に対しても,非医療用のマスク又は口と鼻を覆うことができるフェイスカバーをできる限り着用することが強く推奨されています。
詳細については,以下を御参照ください。
●エア・カナダの衛生対策
(1)5月4日,エア・カナダは,新型コロナウイルスの感染を防ぐため,「Clean
Care+」という,チェックイン時,搭乗前,搭乗中の衛生対策を発表しました。乗客には,チェックイン時に,非接触の検温,健康にかかる質問がなされ,マスクの着用はチェックイン時,搭乗前,搭乗中のすべてで求められます。
(2)詳細については,以下のエア・カナダのサイトを御参照ください。
●カナダ・米国間の国境制限の延長
8月14日、カナダ連邦政府は、8月21日までとされていたカナダ・米国間の国境制限を9月21日まで延長すると発表しました。詳細については,以下のフリーランド副首相室のプレスリリースを御参照ください。
【感染情報】