ジャルジン・パウリスタは、サンパウロ市の高級住宅街です。ジャルジンと呼ばれる歴史のある閑静な地域の一部です。最も家賃の高い地域としてEspigão da Paulista（サンパウロの棘）とも呼ばれることも。

　18世紀にはいくつかの農場があり、そこでお茶やタバコ、ブドウが栽培されていました。

　道の多くはカンピナス、サントス、ジャウ、イトゥ、フランカ、チエテなど近郊の町の名前にちなんで命名されています。

　パウリスタ通りに近いため、今では小規模なオフィスビルや商業施設も数多く活気のある地域となっています。

　ジャルジン・パウリスタには、約460戸の住宅用マンションに17979戸のアパートが分布しており、住居用の建物の約50％は1970年代に建てられました。そのほとんどはイビラプエラ公園の近くにあり、絶好のロケーションと最大の都市公園、街の重要な通りへの近さで、ジャルジン・パウリスタはサンパウロで最も人気のある地区のひとつとなりました。 

　絶好のロケーションと多くの観光名所のため、このエリアには多くのアパートや高級ホテルなどがあります。また、チリ、ニュージーランド、ペルー、ルーマニア、ベネズエラの領事館もあります。レストランも数多く、各国の料理が楽しめます。

　日本人学校へのバスもこの地域を通るため、日本人駐在家族にも大変人気のある地域となっています。