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住まいエリア情報
2020年7月15日
◆サンタモニカ不動産投資◆利回りはどれくらい?
ロサンゼルスといえば、皆様存知ハリウッドやビバリーヒルズなどで有名ですが、そういったいわゆる有名地での不動産投資利回りは、実際どれほど期待できるのでしょうか?
今回はビーチ際の都市、サンタモニカから1件、ごく平均的な住居用不動産を例としてピックアップして説明したいと思います。
こちらの物件は、1,495,000㌦、3ベッドルーム、2.5バスルームと、サンタモニカではごく平均的な値段と間取り。
ビーチから19ブロック離れた閑静な住宅街にあります。
ビーチ際にサンタモニカのダウンタウンがありますので、ビーチに近いほど賑やかな住環境になりますが、この辺りはサンタモニカの中でも落ち着いた雰囲気のある場所です。
とはいえ、ビーチまで車で7-8分の場所にありますので、ビーチライフは日常的に楽しむことができ、若年カップル層や友人同士でのルームシェアにも人気がある場所です。
想定ネット利回りは約2.1%。
月額賃料想定額が5200㌦、
そこから引かれる諸経費が、カリフォルニアの固定資産税である、物件価格の0.77%、火災保険、HOA、部屋の賃貸時に管理を依頼する管理費用、そして修理などが発生した場合の修理費。
HOAは、日本での管理組合や修繕積立費用と同義で、物件全体のメンテナンスのために支払います。
修繕は、今回はコンドミニアムのため低めの設定をしております。
庭やプール付きの戸建ての場合には、HOAがない代わりに修繕費が高くなる傾向にあります。
これら諸経費を除く年間利益が約3.2万㌦となり、結果実質利回りが2.14%という計算です。
利回りは低めになりますが、良質なテナントが付きやすく所有時の管理面で心配が少ないという点や、
底堅い都心部ですので資産価格の安定性という点でメリットの大きなエリアです。
2020年7月現在、サンタモニカの物件価格中央値は1,738,248ドル。
2010年以降右肩上がりの不動産価格ですが、現在はコロナの影響があってマーケットの動きが一旦停止の状態です。
今回ご紹介しているのは、1,495,000㌦と中央値より若干低くなりますが、ものとしてはごく平均的なもので、エリア全体的に2%前後の実質利回りが平均的だと言えます。
物件やエリアの雰囲気はYoutube動画からご確認頂けます。