住まいエリア情報
2024年9月17日
エリア紹介 Irivine(アーバイン)編
- 皆さま、こんにちは!
- 今回はカリフォルニア州アーバイン市をご紹介したいと思います!(2024年9月情報)
- 1アーバインの紹介
アーバインは、カリフォルニア州オレンジ郡に位置する計画都市で、その美しい自然環境と整然とした都市計画が際立っています。この街は、公園や緑地が非常に豊富で、住民にとって快適かつ安全なエリアとして知られています。アーバインは、LAX(ロサンゼルス国際空港)から約45マイル南に位置しており、全米でも犯罪率の低さが際立っています。
アーバインの設立は1971年と比較的最近ですが、その計画的な都市開発によって短期間で急成長を遂げました。街は多様な住民層を引き寄せており、文化的にも豊かなコミュニティが形成されています。現在の人口は約313,685人に達し、年々増加を続けています。この成長は、街のインフラや経済の発展と密接に結びついています。
また、アーバインの経済は、教育機関やテクノロジー企業、医療機関など、多くの産業が集積している点でも特徴的です。特に、カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)は、地域の知的・文化的な中心地として機能しており、街の発展に大きく貢献しています。また、アーバインはショッピングモールやレストラン、エンターテイメント施設も充実しており、住民の日常生活を豊かにしています。
2 不動産市場の現状
このグラフは、カリフォルニア州のアーバイン、トーランス、ロサンゼルスの住宅中央値価格の推移を示していますが、アーバインは他の2都市に比べて顕著な価格上昇を見せています。2019年から2024年にかけて、アーバインの価格は急速に上昇し、約180万ドルに達する見込みで、非常に高い需要が示されています。一方、トーランスは安定した成長を見せ約120万ドルに達し、ロサンゼルスは80万ドルから100万ドルの範囲内で緩やかな変動にとどまっています。これらの違いは、アーバインの不動産市場が他の都市よりも高い人気を誇っていることが見て取れます。
アーバインの住宅市場では、賃貸住宅の割合が高く、賃貸の需要が高いことがわかります。平均的な賃料は月額$4,680であり、アーバインの住宅の質と立地の良さを反映した金額です。自宅所有率を見ると、全住宅の42.4%が所有者により居住されていますが、それに対して賃貸者の割合は57.6%と高くなっています。
空室率に関しては、全体の7.3%が空室であり、92.7%が占有されています。アーバインの住宅市場においては、空室が少なく、物件が埋まりやすい状況であることがわかります。高い賃貸需要と空室率の低さは投資不動産においてはとても魅力的です。
3犯罪率の低さ
アーバインは、全米でも犯罪率の低さで知られる街のひとつです。暴力犯罪率を比較すると、アーバインでは1,000人当たり0.83件であり、カリフォルニア州全体の4.99件に比べて非常に低く、かなり安全な地域です。また、不動産犯罪に関しても、アーバインの発生率は1,000人当たり16.38件であり、カリフォルニア州全体の22.43件よりも低いことがわかります。
今回は、アーバインの魅力や不動産市場の現状、そして安全性についてご紹介しました。アーバインはその計画的な都市開発と美しい自然環境、さらに低い犯罪率によって、非常に高い人気を誇る都市です。このような条件が整ったアーバインの不動産市場は、今後も安定した成長が見込まれます。次回は、具体的な物件の紹介を通じて、さらに詳細な情報をお届けいたします。
参考資料
・アーバイン市における住宅所有状況、賃貸市場分析、および空室率
・アーバイン市とカリフォルニア州都の犯罪率および不動産関連犯罪率の比較