お知らせ
2020年12月8日
コロナウィルスと自宅待機のアップデート
●新型コロナウイルス再拡大への対応として、カリフォルニア州政府は「地域別の自宅待機令(Regional Stay-at-Home Order)」を発表しました。
1.12月3日(木)、カリフォルニア州政府は、州内を「北カリフォルニア」「ベイエリア」「グレーターサクラメント」「サンホアキンバレー」「南カリフォルニア」と5つの区域に分け、ICU(集中治療室)の受入れ可能人数が15%未満(less than 15%)になる地域において24時間以内に発効される「地域別の自宅待機令」を発表しました。また、改めてマスクの着用及びソーシャルディスタンスの確保が求められています。
2.本令が発令された地域では、あらゆる規模の私的な集会が制限されるほか、バー、ワイナリー、パーソナルケアサービス、美容院等は営業を停止しなくてはならないとされています。一方で、既に許可を有する学校、重要インフラ、小売(受入れ可能人数の20%まで)、レストラン(テイクアウト/デリバリーのみ)は運営を継続することができることとされています。
3.本令によれば、12月5日(土)午後12時59分より施行され、各地域のICU受入れ可能人数が15%未満に達すれば、24時間以内に自宅待機令が発令され、その後、少なくとも3週間効力が継続するとのことです。その後ICUの受入れ可能人数が15%以上確保できれば解除され、これは週毎に評価される予定です。
◎地域別の自宅待機令の概要等
https://covid19.ca.gov/stay-home-except-for-essential-needs/
◎本令原文
https://www.gov.ca.gov/wp-content/uploads/2020/12/12.3.20-Stay-at-Home-Order-ICU-Scenario.pdf
(注)一部地域では、地域別自宅待機令の対象地域となる条件を満たさずとも制限措置を講ずる動きがみられ、サンフランシスコ市やサンタクララ郡では、12月6日(日)から採用すると発表されています。今後、各地において別途、異なる制限等も予想されることから、現地当局から最新情報を入手してください。