~ 渡航・赴任前準備編 ~
これから中国に赴任する方必見のお知らせです。
中国赴任後に、日本で当たり前のように使っていた携帯アプリが使えなくなったり、一人で行動するときに言葉が分からないため調べものが出来ず困ったりするような事態が発生します。中国赴任前に下記の携帯アプリをダウンロードして利用できる状態にしてから中国に渡航していただくと、中国での生活が楽になるかと思います。
これから渡航、赴任をされる皆様におすすめしたい携帯アプリ(APP)を下記の通りご案内いたします。渡航・赴任前にご準備をいただき中国での生活をいい形でスタートしてもらえばと思います。
●当社では、当社へ住宅探し等のご依頼を頂けたお客様へ便利アプリのセットアップサポートを行っております。
①SNS
日本ではLINEを使ってコミュニケーションを取ることが多いと思いますが、中国では「WeChat」というアプリを利用します。日常のメール・電話はこのアプリで対応してます。電子決済のシステムを搭載されており、中国で銀行口座開設後は、WeChatで電子決済をすることができます。中国に滞在するうえでは欠かせないアプリです。
WeChat(ウィチャット)
②電子決済系アプリ
生活するうえで「言葉の壁」に続いて必ず必要となるのが「お金の支払い」です。ご存知のとおり中国では、ここ数年で電子決済が定着しており現金を使わないのが当たり前になってきています。渡航・赴任直後からタクシーや買い物などといった様々な場面で電子マネーの利用が必要となりますので事前に準備しておくことをおすすめいたします。下記のふたつが上海で生活する際にメインで利用する電子マネーアプリです。このふたつを利用できるようにしておけば上海での生活における電子決済にはほとんど困ることはございません。
(1)支付宝(ジーフーバオ)
中国における電子決済は携帯電話のAPPである「WeChat(微信)」と「Alipay(支付宝)」のどちらかを利用して行います。ただし、一般的には、
中国の銀行口座がないと利用できないため、ご赴任直後には利用ができず、生活に支障が出てしまいます。
最近「
Alipay(支付宝)
」にて銀行口座ができるまでの間、電子マネーを利用できる方法ができました。ご確認ください。
(2)WeChat(ウィチャット)
こちらのアプリは中国の銀行口座がないと利用できません。上海市内で買い物やシェアサイクルを利用する際にはこちらのアプリも便利です。ご赴任後に中国の銀行口座を作成した際には、ぜひご活用下さい。
③地図アプリ
中国では日本で日ごろ使っているGoogle Mapが利用できません。(起動自体はしますが、GPSが正常に稼働しません)。またApple Mapやその他日本の地図アプリですと、表記が英語になっているので分かりづらいです。上海では下記の2つの地図アプリを利用できりょうにしておけば、地図に関して困ることはほとんどありません。
(1)百度地図(バイドゥ)
QRコード識別後、下記の順で操作を進めてAPPをダウンロードできます。弊社にてご紹介した他のAPPのダウンロードも同じような流れとなります。
(2)高徳地図(ガオダ)
(3)Metro大都会/地下鉄Map・路線確認アプリ
基本的な移動手段や目的地案内は上記(1)、(2)で案内してくれるので問題ありませんが、地下鉄の路線図を確認したいときは、このアプリが便利です。また目的地の駅までの移動方法(どのルートが最適なのか)及び所要時間なども検索でき、英語対応もしているので中国語が苦手な方でも問題ございません。
※iPhone、iPad限定アプリ/乗換案内上海
QRコードがどうしても見つかりませんでしたので、APPストアで「乗換案内
上海」で検索すると上記マークのAPPが出てきますのでダウンロードして下さい。何が優れているかと言うと日本語で駅名を入力、検索できますし、上海地下鉄マップはもちろんの事、各駅情報、分かりやすい細かな地図も出てきます。更にすごいのは上海だけでなく中国国内の大都市もカバーしているスグレモノです(ダウンロードは必要)。また、オフライン環境下でも利用できます。
中国赴任後、最初に困るのが言葉の壁ではないでしょうか。翻訳アプリも数多くありますが、実際駐在員の私が利用して便利でかつ、利用しやすいと感じている翻訳関連のアプリをご紹介いたします。
翻訳をしてくれるだけでなく、中国の読み仮名(ピンイン)も表記してくれます。日常生活での利用はもちろん、中国語学習にも活用できるのでおすすめです。またテキストの文字を写真で撮影するだけで翻訳をする機能もあるので様々な場面で利用できます。
(2)中国語手書き辞書 ※サイトのご紹介
中国には日本に存在しない感じがたくさんあります。漢字が読めないと辞書で検索することもできません。なかなか電子辞書をもって歩くことも難しいので、このアプリを入れておき、困ったら手書きで調べるということが可能です。