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お役立ち情報
2021年3月23日
【お役立ち情報/日本からの荷物が届かないことについての対策】
最近お客様から「日本からの荷物が届かない」とのご相談が多くなっています。コロナによる渡航規制もあり、駐在員の日本一時帰国が難しいこともあり、日本から個人宛に必要な生活用品を届けてもらうケースが多くなっていて、お荷物の関税関係の問題で荷物が届かず、ご相談をいただくケースがあります。
- 日本から中国国内の個人へ荷物を郵送する際には、荷物の詳細情報(品名、件数、単価、総額)を正確に、漏れなく申告する必要があります。一般的には、荷物総価値1000元以下に控えるべきであり、荷物総価値1000元以上の場合、日本に送り戻すか、一般貿易取引と取り扱いされ、貨物の通関手続きを通すことになります。荷物総価値1000元以下の場合、税金【行郵税*】が発生します。また、納税金額が50元以下の場合は免除されます。日本からの個人宛郵便物が予定通りに届かない場合は、荷物申告手続きに不備があった、もしくは税金(50元以上)が発生した等の理由で郵送が止まってしまっている可能性があります。実際の弊社がお問い合わせを受けた三つのケースを下記の通りまとめましたので、ご参考にしていただければと思います。
- ケース①
- 荷物が届かない。
- 【中国郵政】から「納税手続きをしてください」のショートメッセージ通知が来た。(*下記の通り)
- 原因➡荷物の総価値が1000元以下が、納税金額が50元以上
- 対応方法➡お知らせメールの手続き案内に基づき、対応する。オンラインでは5分で手続きを終了するため、オンラインでの対応をお勧めします。
- 操作手順➡WeChatにて下記の操作手順でご対応ください。
- 登录微信-我-支付-城市服务-政务综合-税务-境外邮件申报缴税-邮件缴税
ケース②
- 荷物が届かない。
- 【中国郵政】から「郵便物の品物申告手続きをしてください。」のショートメッセージ通知が来た。(*下記の通り)
- 原因➡荷物の郵送手続きをする際に、品物の詳細情報を記入不備あり。
- 対応方法➡お知らせメールの手続き案内に基づき、対応する。手続きがやや複雑で、現場で手続きをお勧めします。*代理人にて対応可。
- 持参書類(必要書類)➡
- *依頼人パスポート原本、パスポートコピー(個人情報ページ、最新の入境期日のページ)
- *手続き担当者身分証明書、身分証明書コピー
- 営業時間:出勤日 09:00~16:30
- 営業所住居:北京市朝阳区阜通东大街18号
- 問い合わせ電話:010-64566270
- 現場手続きを下記ご参考ください。
- ① 下記の【邮件办理单据】と【进境邮件个人邮递物品申报单】を記入し、郵便物の品物申告手続きをする。(郵便物の品名、件数、価格、総額が必須)
- ② 税金が発生する場合、税金【行邮税*1】を納付する。
- ③ 申告後5日~15日の出勤日に、郵便物の配送情報をネットで確認でき、配送手続きを復旧する。(*15日出勤日以内に郵便物の配送情報をネットで確認して、記録がない場合は、直地に窓口に問い合わせをしてください。ご本人の不注意で情報確認を忘れたため、郵便物が日本に送り戻した場合、ご本人に責任があります。)
ケース③
- 荷物が届かない。
- お知らせのメールも受信もなし
- 問い合わせして、状況確認してください。
- 営業時間:出勤日 09:00~16:30
- 営業所住居:北京市朝阳区阜通东大街18号
- 問い合わせ電話:010-64566270
- 11183(郵便物配送情報確認)
- 【行郵税*】
- 海关总署公告2010年第43号(关于调整进出境个人邮递物品管理措施有关事宜)
- http://hk.mofcom.gov.cn/aarticle/ddfg/haiguan/201007/20100707007720.html%20%202010.7.6.%20%20%E8%AF%A6%E7%BB%86%E4%BF%A1%E6%81%AF
- 细说行邮税
- https://mp.weixin.qq.com/s/MjuunenArhXb6aQMsu0JAA