コロナに伴う不動産のトレンドの変化

　ドバイは24日からラマダン（断食期間）に入り、一ヵ月の外出禁止規制が緩んだ。それに伴い、今まで引っ越しできなかった人たちも移動できるようになり、新たな住居を探す動きがみられる。そのなかで、今までと異なったタイプの物件の人気が高まっている。コロナの影響で、ジムやプールが使用不可になってから、プライベートで使用できる庭やプール付きのビラの人気が去年（2019年）の11月に比べ、11パーセントほど増加している。

　また、オーナーも以前は1回払いを要求してくることが多かったが、コロナの影響で数回払いでも柔軟に受け入れるようになってきているという。

　コロナの影響で暫くレジデンスのジムやプールは使用できないと見込まれるため、プライベートの環境が整っているビラ等は今後もさらに人気が高まっていくと見込まれる。