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2020年5月6日
中東7か国の伝統的なイフタールメニュー 2020/05/06
中東7か国の伝統的なイフタールメニュー
Harees (アラブ首長国連邦)
中東湾岸諸国(GCC)で最も良く食べられている伝統的料理。ハリースはアラブ首長国連邦の方言で、アラビア語で「潰された」を意味する。小麦と肉を混ぜて煮こみ、日本でいうおかゆにしたような料理。シンプルな味付けでねっとりした触感。
Harira (モロッコ)
ラマダン中に食べるモロッコの伝統的な料理。タンパク質が多いリッチな味わいなスープで、トマトがベースとなっている。具材はひよこ豆、レンズ豆と肉(ラムまたはビーフ)。
Shorbet Adas (イラク)
shorbet-adasは赤いレンズ豆のスープ。イラクではイフタールの食事にはなくてはならない一品で毎日食べられる。家庭によってはミートボール、ニンジン、麺を追加することもある。
Mahshi (エジプト)
ブドウの葉、ズッキーニやナス、ピーマンのなかにご飯が詰められたエジプトの伝統的な料理。ラマダン中以外にも食べられる一般料理でもある。
Sambusa (サウジアラビア)
サウジアラビアで断食の直後に食される前菜料理。野菜やミンチ肉、チーズなどを小麦粉の生地で包み揚げたもの。
Mahshi Melfouf (レバノン)
日本でいうロールキャベツのようなもの。ミンチ肉やご飯をキャベツで包み、煮込んだもの。但し、日本のものとは違い、小さく細長い。家庭によってスライスしたステーキ肉も一緒に包みボリュームを出すこともある。
Mansaf (ヨルダン)
家族みんなで食べる大皿料理。スプーンを使うことなく、右手で食べるのが一般的。ライスの上に肉がのっており、アラビックのパンを付けて出されるので、ボリューム満点である。肉にはチキンやラムが用いられ、肉はヨーグルトで調理される。