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2020年4月6日
北京の賃貸住宅について(サービスアパートメント以外)
駐在員の方が一般的に利用されているのが『サービスアパート』となりますが、『サービスアパート』以外をご利用になられる駐在員の方も多数いらっしゃいます。サービスアパートには様々な付帯サービスがある分、通常の賃貸住宅と比べると賃料が高くなります。逆に、一般的な賃貸住宅はサービスが付いていない分、賃料を安価に抑えて利用することが可能です。サービスアパート以外の賃貸住宅には、選択肢として2種類ありますので、下記の通りご説明いたします。
※サービスアパートについての説明:https://kaigai.starts.co.jp/beijing/life/3792
①個人オーナー物件
文字通り、個人のオーナーが所有しているマンションの一区画賃借する契約となります。建物はサービスアパートやホテルではなく、一般の方が所有し、居住している一般的なマンションです。日本の賃貸住宅と異なる部分は、家具や家電が設置されている点です。ベットやソファー、TVや照明器具、冷蔵庫など生活する上で必要になる最低限の家具・家電は設置されています。ただし、同じ建物であっても各区画のオーナーは違うので、内装や家具は部屋によって異なります。オーナーのセンスによって部屋の雰囲気や家具家電も異なりますので、実際の部屋の中を確認し、間取りだけでなく、家具・家電なども確認をした上でお部屋を決めることをお勧めいたします。
また、オーナーは個人となりますので、賃貸借契約も個人のオーナーと借主が直接契約する形となります。賃貸の条件や、トラブル時の対応判断も基本的にはオーナーによる判断となるので、サービスアパートと比較するとトラブルの発生頻度は高くなります。弊社でお部屋を決めて頂いた場合については、入居後についてもオーナーとの交渉対応や、仲介の対応をいたします。
②管理物件(管理会社借り上げ物件)
所有者は上記の①の通り個人のオーナーとなります。ただし「管理物件」は、管理運営者の法人が個人のオーナーからその部屋を借り上げており、管理運営者の法人が、借主に貸し出しをする形となります。貸主が運営者の法人となるので、サービスの質や、トラブル対応の発生頻度は個人オーナー物件より低くなります。賃貸借契約も管理運営者の法人との契約になるので、個人契約と比較するとリスクは低くなる傾向にあります。ただし、あくまで所有者は個人のオーナーなので、修繕などのリスクは多少残ります。また、家具家電についても同様に、所有者のオーナーや、運営会社により異なるため、実際の部屋の中を確認し、間取りだけでなく、家具・家電なども確認をした上でお部屋を決めることをお勧めいたします。
★サービスアパートとの違い