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お役立ち情報
2017年3月10日
住宅の種類(ソウル・韓国)
1.一戸建て
ソウルは住居のほとんどが集合住宅であり、一戸建てが占める比率は10%未満です。
東京23区ほどの面積に1000万人の人口が集まって住んでおり、土地が不足していること
が原因ですが、その他の要因としては管理の大変さもあります。
城北洞や漢南洞などの一部地域に豪華な一戸建て住宅が軒を連ねる高級住宅街もありますが、
ほんの一部であり、ほとんどのソウル市民はアパートやビラなどの集合住宅に住んでします。
また、最近はソウル郊外の宅地開発地域に一戸建て用地を設けるケースもあり、郊外の一戸建て
住宅が若干増えています。
2.アパート(分譲マンション)
ソウル市民の大多数が住むのがアパートと呼ばれる分譲マンションです。
床暖房用のお湯を共同で回したり、管理や警備を共同で行うことができることから人気があります。
日本人駐在員も多くの方がこのアパートに住んでおります。
アパートには団地型とタワー型がありますが、2000年代に人気が高かったタワー型マンションが
風通しの問題や日当たりの問題で人気が落ち、最近は再び団地型アパートが人気があります。
また、最近のアパートはエアコンや冷蔵庫、洗濯機などの家電が備え付けられているケースも多く
アパートのクォリティーも年々良くなっています。
3.ビラ(小型住宅)
日本の住宅街によくある5階建て前後のマンションです。一人のオーナーが一棟を賃貸目的で購入し
運営するものが多く、間取りはワンルームから1LDKが多いです。
また、外国人の需要を狙い家具や家電をフルセットで備え、トランク一つで当日から生活できる物件
も多いです。
主に江南地区に多くあり、単身赴任の日本人駐在員に人気があります。
4オフィステル
オフィス+ホテルの合成語ですが、日本人からするとちょっと規模の大きい賃貸マンションに見えます。
オフィステルは住居地域ではなく商業地域に建てられており登記簿上ではオフィスですが、実際には住居
というちょっと変わったタイプの物件ですのでオフィスとして使っている人も稀にいます。
また、オフィステルは建築法でバスタブの設置が禁止されており、シャワーブースのみとなりますので
バスタブにこだわる日本人の方にはお勧めできません。