お役立ち情報
2017年3月7日
交通事情
ジャカルタに暮らす外国人の私たちにとって運転手さんに運転してもらう自家用車が、ほぼ唯一の移動手段です。(公共のバスや鉄道は、老朽化とスリに遭う危険性がある為お勧めできません。)
ジャカルタの主要な道路は整備されていますが、そこから外れると、雨季の多量の雨による損傷と水溝の未整備のために道路の状況は非常に悪いです。雨季ともなれば瞬間的な豪雨で道路は川と化すこともありえます。
こんな状況ですので、小さな子どもを同乗させる時にはそれなりに配慮が必要です。また事故に遭ったとき当地で外国人であるという弱い立場を考えると、ご自身での運転はお勧めできませんし、実際に運転している方はごく稀です。
ジャカルタは渋滞の多い都市です。公共交通機関が発達していないことや強引な割込みがあるので、日中は慢性的に渋滞しているといっても過言ではありません。渋滞が特にひどい朝夕は、同じ場所へ行くにしても、交通量が少ないときに比べて2倍以上の時間を要することもあります。降雨時は更に渋滞が悪化することもしばしばあります。
ジャカルタ市内ではショッピングセンターやホテル、路上でタクシーも多く見られます。外国人でも安全と言われている一部のタクシー会社(Blue Bird社)に限定して利用している人もいます。しかし、インドネシア語も解せず、目的地までの道も知らない状況でタクシーを利用するのは難しく、治安面での不安も拭えないことから、赴任直後から母と子供だけでタクシーを利用している人はあまりいないようです。
さらに、渋滞解消のための規制、偶数・奇数ナンバー規制(Odd-Even Policy)があります。ナンバープレートの末尾の数字で、平日の午前7時から10時と午後4時から8時に対象の通りへ進入できる車両を規制するものであり、偶数日は偶数ナンバー、奇数日は奇数ナンバーの通行が可能です。