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お役立ち情報
2020年7月17日
コロナの影響による賃料相場/
コロナの影響から、「賃料の交渉がしやすくなっている」「賃料相場が大幅に下がっている」というお話を耳にされている方もいらっしゃるかもしれません。弊社でもお客様からお問い合わせやご質問をいただくことが多いこの点についてご案内いたします。
結論から申し上げますと、最近と募集時の家賃設定は今年の1-3月と比較しますとやや低下傾向、もしくは平常時よりは空室がやや多い傾向はございます。(物件、間取りによりますので、必ずしもすべてに当てはまるわけではございません)
ただ、4-6月は、入居者様が一時帰国中でも継続して契約をして様子を見たり、本来であれば帰任・解約のタイミングでも数か月間の延長で様子を見られたりというお客様もいらっしゃり、供給量が大きく増えたという印象はあまりありませんでした。
すでに契約済みの物件に関しては、原則契約期間中は据え置きとなりますので、交渉をして必ず減額ができるというものではございません。
また、シンガポールでは、各戸の貸主が異なるのが一般的なため、賃料や交渉についても貸主によって考え方は様々ですし、貸主もまたコロナの影響を受けていて厳しい状況の方もいらっしゃいます。
弊社では、3か月ごとに、シンガポールの各エリアの代表物件の相場表を作成しております。
今後の駐在員様の家賃設定のご相談や、現家賃についてのご相談がございましたらお問い合わせいただければと思います。
ここでは実際に弊社が対応させていただいた例をご紹介させていただきます。
例)
弊社仲介でご入居中のお客様のご依頼で2020年5月に貸主に賃料交渉をし、3か月限定で200SGD/月(賃料の約6%相当)の賃料下げを承諾いただく