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お役立ち情報
2020年4月7日
アメリカ・カリフォルニア不動産、購入の4ステップ
アメリカでの不動産購入。
州によって不動産のライセンスも違えば、法律も違い、それぞれの地域での慣習もあります。
ここではカリフォルニア州、とくに南カリフォルニアでの不動産購入時の流れをご説明します。
①買付(Purchase agreement)
ここで、購入の意思表示と条件提示を行います。
購入したい価格、建物への修繕要望などがあればこの段階で提示し、売主の反応を待ちます。
売主が、提示された条件に対して異議がある場合には、Counter offerという書類で売主の希望する条件が提示されます。
お互いに合意が得られた条件で、契約成立。
②手付金(Earnest Money)の支払い:物件価格の1-3%
現金もしくはチェックで支払います。
③エスクロー開設(所有権移転、売買代金清算まで管理をする第三者機関)
平均1-2か月ほど設けられる、デューデリジェンス期間にて、下記項目を完了させます。
・住宅ローン申請
・インスペクション
・不動産鑑定
・ディスクロージャー書類
・修繕リクエスト~修繕
・シロアリ検査~駆除
この期間中、浮き彫りになった事実に納得ができない場合には、買主は契約を破棄することができ、手付金はすべて返金されます。
④所有権移転登記、清算
売買残金をエスクローへ送金し、エスクロー側で全ての必要書類へのサインなド完了していることが確認でき次第、所有権移転。
この際に、上記③で必要になった経費等すべてエスクロー側で計算し、残金の送金前に精算額が提示されます。
尚、手数料については日本と違い、買主の方には仲介手数料が発生しません。
かかる経費は③の期間中に生じる、物件価格の約3%前後。
取引ごとに、買主と売主とでどちらが何を負担するかは異なります。
ご自宅用に、現地でローンをお考えの方は、①の前、物件探しを始める前から銀行へ相談し、
事前に住宅ローンの承諾(Pre Approval)を取得されると、気に入った物件が見つかった際によりスムーズにお話を進めることができます。