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お役立ち情報
2020年8月27日
コロナ禍の不動産事情。なぜ価格が上がっているの?
アメリカの不動産協会から、ロサンゼルスカウンティ全体での不動産マーケット情報がアップデートされました。
パット目につくコロナ禍の現在の特徴は、昨対比で+6.4%という価格(Median Price)の上昇。
この理由は、マーケットに出ている売り物件が少ないこと。※昨対比-46.5%
多くの売主が、現在はマーケットが悪いのは無いかと感じていたり、コロナ禍だからとにかく様子見、と売却判断を見送っています。
結果的に需要の方が多くなり、競争が激しくなっている為に、売れるまでの日数が14日と短く、また価格も若干上がっています。
この需要を下支えしているのは、コロナ禍だからこそのゆとりのある住空間を求めての移動、そして米国内における歴史的な住宅ローン低金利。
この数字は、全価格帯を対象にしているものですが、
平均所得層にニーズの高い50Kから1M㌦を対象にするとさらにコロナの影響が如実に出てくるのではないかと思います。
また、ゆとりを求めての移動ですので、郊外エリアに人気が出ていることも特徴。
ロサンゼルスから離れSan DiegoやOrange County へと移動し、ロサンゼルスでは叶えられなかったビーチ沿いの家や、さらにゆとりのある空間を得て家からのリモートワークをする。
というのがコロナ禍におけるハウジングトレンドと言えます。