Loading…
お役立ち情報
2020年9月10日
初めてのアメリカ不動産購入、まず何をすればいい?ローンは組めるの?
初めてのアメリカ不動産購入、ステップ6
今回は、米国滞在中の方がローンを組む場合を中心にご紹介します!
①自分のファイナンシャル状況確認!!いくらなら買える?
②銀行からプレアプルーバルを取得!!Loan Officerへの相談
③エリアを絞る!!優先項目、予算に合ったエリアは?
④エリアでエージェントを選ぶ!!
⑤物件探し!! 間に合わなければ、ご縁です。
⑥オファー!! 条件の交渉を忘れずに。
①まず、ご自身のファイナンシャル状況を確認しましょう。
過去2年の年収はいくらでしたか?
家賃以外の出費はどれくらいで、後毎月の支払いはどれくらいをご希望ですか?(無理のない範囲がおススメです)
現在の貯金はいくらで、いくらまで今回の物件購入に使えますか?
②予算の決定をしましょう。
キャッシュであれば話は違いますが、ローンであればまずご自身がいくらのローンを引けるのか判断する必要があります。
特に今(2020年9月現在)は、アメリカにおける低金利を活用して多くの方がローンを組んで購入をお考えです。
渡米して2年が経ち、アメリカでの勤務経験が2年以上ある方であれば、日本人(外国人)であってもローンを組める可能性は十分にあります。
ローンを組むための基本項目は、
・クレジットスコアが620以上あること
・3LINEあること
・過去1年間で支払いに延滞が無いこと
・2年間継続して同じ業界、会社にいること
・収入が増加していること
※自営業、契約社員の場合、経費は最小限にしてネット所得を多く見せるようにしましょう。
タックスを多く払う必要が出ますが、ネット所得を増やしてローン額をより多く引き出せるほうが最終的なメリットは大きいでしょう。
これらを含めて金融機関が判断し、購入物件が決定する前からプレアプルーバルを出してくれます。
これを持っていれば、家探しに真剣な人、物件購入が可能な人、と判断され、エージェントや売り手からの扱いが大きく異なりますので、これは非常に大切なステップです。
ローンオフィサーに相談すれば、頭金のいらないローン含め、さまざまな選択肢の中からどのローンがご自身に丁度良いかを検討することができます。
提出先により勿論異なりますが、これには、基本的に次のような書類が必要になります。
・2年分のW-2 OR TAX RETURN
・過去1か月分の給料明細
・直近2か月分のBank statement
③予算や優先事項に合わせてエリアの選定をします。
例えばカリフォルニアではビーチ際に行くほど高くなりますが、ビーチライフを家の質より優先したい方がそれでも多くいらっしゃいます。
お子様がいらっしゃる方は、学区を最優先して、例えばPVエリアを選びます。
お子様もいないし、リモートで家にいる時間が多い為、とにかく家の質にこだわりたいという方は、多少郊外になっても物件価格の抑えられるエリア、OCやパサデナの方で探す方もいます。
近い将来貸し出して、不動産投資物件として運用したいという方は、貸しやすいエリアで探します。
などなど、全てはご自身の優先事項次第ですので、何を優先したいのか、予算が決まったら、物件を探しながらご自身の優先事項の整理をしてエリアを定めましょう。
④以前ご紹介した、ZillowやTruliaなどの物件探しのサイトを使って物件を探し、いくつか問い合わせをして返答のあったエージェントと相性を見るのも良いですし、下記のようなサイトから特定のエリアからエージェントを探すという方法もあります。
https://www.myagentfinder.com/
何人かやり取りをして、自分の要望を的確に把握し時間を割いてくれるエージェントかどうかなど、物件探しの頼れるパートナーとして相性を確かめましょう。
⑤物件探し
エージェントから送られてくる物件を待つのも良いですが、ご自身でも検索をしてイメージを伝えると、エージェントとしても的確に要望を把握することができます。
また、ご自身にとってもエリア内での相場を把握することにつながり、良い物件が出たときの判断がしやすくなります。
⑥物件が見つかったら、オファーを出します。
エージェントが容易する書面にサインし、売主に提出です。
売買価格や家の状態など、条件面で合意したら、ここからは契約プロセスにはいります。
以上が購入までのステップで、初めての場合には特に、一番ややこしく感じるのは、プレアプルーバルを取得するところかもしれません。
これには不動産エージェントと同じように、ローンのプロが相談にのりますので、ご自身の年収、希望月額ローン金額を把握したらまずは相談してみることをお勧め致します。
また、物件を探す際、気に入った物件を他の人に取られてしまうということを経験するかもしれませんが、これは茶飯事です。
良い物件は、他の人も良いと感じるものです。無理の無い範囲でなるべく急いで行動し、それでも取られてしまったらご縁の無かったものと、めげずに次から次へと探すことをお勧めします。
何かご不明点がありましたら、スターツパシフィックにて喜んで対応致しますので、お気軽にお声掛けください。