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お役立ち情報
2020年9月16日
お金の管理、クレジットスコア(レポート)の基本。
アメリカにおけるお金の管理で基本になるのが、クレジットスコア。
これは金融機関が個人の支払い履歴などを元に、金銭管理面での信用度を点数化したものです。
このスコアやレポートは、住宅ローンや賃貸アパート契約などの判断基準に使われます。
日本では勤務先、勤続年数、ローン金額、保証人情報など、都度申込書類に記入し、比較的人為的な審査にかけられますが、スコア化されているアメリカではある意味機械的とも言えます。
普段からしっかりと管理ができていれば、困ることはありませんし、味方につけると大変便利な機能です。
スコアは350-850点の間で付けられます。
TransUnionのつけるスコアはFicoスコアとも呼ばれ、無料で毎月スコアが更新され、TransUnionのサイトから確認することができます。
Bank of America の口座をお持ちの場合は、アプリやオンラインアカウント内で確認することができます。
採点基準は
35% 支払履歴
30% 借入金額
15% クレジット利用期間
10% 新しいクレジット
10% クレジットの種類
クレジットレポートは下記金融機関より取得できます。
Transunion
Equifax
Experian
そしてこの3機関すべてのクレジットレポートを確認できるのがこちら。
通常時、年に1回は無料で取得できます。
現在はコロナ期間中のキャンペーンで週に1回無料で取得が可能。
ホーム画面の、REQUEST YOUR FREE CREDIT REPORTS をクリックし、住所、名前、電話番号、SSNなど個人情報を入力すると取得できます。
取得後も、記載されている個人情報が正しいかは確認しましょう。
誤っている情報がある場合には、Dispute=訂正依頼をします。
8年以上使っている口座は自動的に除外されますが、されていなければこちらも訂正依頼します。
クレジットスコアを高く保つには、日ごろから下記基本事項に気を付けることです。
・期日を守る。
・収入に対して支払いが多くならないように、支出を抑える。
また、スコアを上げる為の工夫としてできることは、
①毎月コンスタントな支払い履歴を残す
②6か月ごとにクレジットリミットの上限見直しを行い、上限に対しては使用額が少ないように見せる。
といったことができます。
キャッシュでの支払い履歴が良くても、スコア化ができませんので、①を行う必要があります。そもそもクレジットを利用しての支払いがないと、履歴が残らない為スコアが低くなることもありますので、少しでも良いので、クレジット使用履歴は毎月残すようにしましょう。
②は、クレジットを利用している金融機関に確認し、上限額が上げられるか、半年おきに確認します。より多く支出する為ではなく、上限額に対して余裕を持たせる為です。
以上、クレジットスコアの基本を説明しました。
日本人の方では、あまりこれに困っているケースは聞きませんが、基本知識として知っておくことは大切。
しっかり管理をしているのにクレジットスコアに反映されていない、ということが内容に気を付けましょう。
もし、スコアが悪くなってしまいお困りの方がいらっしゃいましたら、参考になるYoutuberがいますので、彼女のチャンネルを参考にしてみるのもおススメです。(英語)
https://www.youtube.com/watch?v=sz8pwZZ-KrE