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2020年10月10日
実は田舎??ロサンゼルスのダークサイド。
ロサンゼルスと聞くと、ビバリーヒルズやハリウッドといった観光名所のイメージもあり、煌びやかなビーチライフを想像する方は少なくないと思います。
勿論そういった一面は事実としてあり、日本と比べて自由なライフスタイルを満喫する人が散見されます。
ネットなどでも、ロサンゼルスへの海外移住に成功して万歳!旅行に行って万歳!という煌びやかな印象を後押しするコンテンツは山ほど見つけられると思います。
がしかし、長く住んでいる日本人の知人と話していると必ずと言って良いほど口にされるダウンサイドはやはり存在します。
それは、
①汚い
②田舎、つまらない
この2つが頻出ワードのように思います。
①汚い。。
歩道、道路に散らかるゴミ、、おびただしい数のホームレス、、そこから放たれる悪臭。。
折角のきれいな公園や街並みも、汚く使っては台無しです。
ビバリーヒルズやマリナデルレイなど、一部の高級住宅街を覗けば、東京と比較して圧倒的に汚いです。治安や距離はさることながら、汚い為に外を出歩きたくない、ということは日常茶飯事。
渋谷のセンター街や新宿の歌舞伎町など東京でも汚いと感じるエリアがありますが、平均してそのレベルだと感じます。
これは人生30年間東京で過ごした筆者の主観です。
②田舎、つまらない。。
これは主に、娯楽が少ないという意味で言われます。
東京では、一歩街に出れば誘惑でいっぱい。
徒歩で様々な飲食店や雑貨店、アパレル店など買い物に出かけられる東京に比べると、いちいち店舗が巨大で距離も離れていて移動は車が基本のロサンゼルス。
日本では、車移動中心、というのは郊外や田舎での生活に象徴されることであり、そのイメージが「田舎、つまらない」という印象につながっているのでしょう。
実際に、LACityと23区の人口や広さの違いを比較してみました。
(2020年10月時点)
面積(Km2) | 人口 | |
東京都 | 2193.7 | 1382万 |
23区 | 627.6 | 968.8万 |
LA カウンティ | 12310 | 1004万 |
LACity | 1302.8 | 399万 |
こうしてみると、東京23区にはLACityの2倍以上の人口が約半分の広さの中に存在し、人の数に比例した経済活動が凝縮されているわけです。
コンパクトなエリアで世話しなく人が動きまわっている街=都会というイメージなのであれば、確かにLAは田舎です。
パーソナルスペースにゆとりがあり、モールに出向かなければ徒歩で数店舗まわるということはまずありえません。
ビーチや山といった自然とも近い為、田舎という印象が余計に強くなるのかもしれません。
どこにいても、長くいればダウンサイドが目に付いてくるもの、そして隣の芝は青く見えるものです。
豊かな自然と隣り合わせの、自由度の高いライフスタイルと引き換えに失うものが、こうしたダウンサイドなのでしょう!
良いことばかりではなく、ダウンサイドも受け入れられるかは長く生活する上ではとても大切なポイントだと思います◎