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2021年7月2日
~2021年6月末のアメリカ不動産~
すっかり街は再起動し、6月15日からはワクチン接種完了した人はマスク不要で出歩けるようになりました。
外食をする機会も増え(昨日は弊社メンバーで焼肉‼)、飲食店は何処も席が混み、平日でも店外に行列を見ることが珍しくありません。
外食だけではなく、オフィスワークに戻っている人も多いようで、ロサンゼルスの醍醐味(…)渋滞も平常時に戻りました。
そんな中アメリカでは不動産取引数も引き続き活発です。
全米において5月の不動産売買見込指数(PENDING
HOME SALE INDEX)は、前月比の8%、前年比で13.1%上昇となったようです。
カリフォルニア州のある、米国西部では前月比+10.9%。
※PENDING HOME SALE INDEX:決済となる予定の契約数を基準にした、売買見込み指数。 2001年度の数字を100として算出。
参照)Pending Home Sales Bounce Back 8.0% in May
現場におります肌感覚でも、マーケットに出してから1週間以内に買手、借手が決まり、価格も元の約+10%で最終的に取引が決定することばかり。
以前調査した世論アンケートでは、ワクチン後はより安心して取引ができると回答した方が多数を占めていました。
そして、6月末時点でのワクチン接種率は、2回完了が全米で47%、カリフォルニアで49%と、日々着実に進んでいますので、
6月以降の数字もおそらく前年比、前月比+になることと予想します。
◆全米ワクチン接種率
参照)What's
the nation's progress on vaccinations?
同時に、今後はこれまで値上がりの要因となっていた供給不足が改善されるでしょうし、また住宅ローン金利の低下にも終わりが見え始めていますので、
今後年末から来年頭にかけて価格の上昇も緩やかになるのではと私は予想しています。
◆住宅ローン金利グラフ
参照)FREDDIE MACPrimary Mortgage Market Survey®
賃貸経営をされるオーナー様にとっても朗報が一つ。
これまで、パンデミック中は賃料滞納を理由に賃借人を追い出すことができないルールがありましたが、それも7月末を目途に終了する方向で話が進んでいるようです。
ついにコロナ版不動産市場の終盤、より健全な市場と戻るのではないでしょうか。
皆様の生活にもより健全健康に、良い変化がありますように。
今年も半分が終了、2021年後半も、皆様の健康とご活躍をお祈りしております!