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お役立ち情報
SVB(Silicon Valley Bank)破綻が報じれらてから早くも1週間以上が経過しました。
SVBファイナンシャル・グループの総資産は2021年12月末時点で2110億ドル(約28兆1812億円)と、アメリカ史上過去2番目の規模の銀行破綻であることから、政府による預金者の保護が決定し、現在はその背景やその影響について色々な議論が交わされています。
政府援助の背景としては、その預金者の多くが当該銀行から融資を受けて成功したテック企業などであり、政府への献金も多く行っていたことや、当該銀行による多額のBLM活動へのドネーションなど挙げられておりますが、その信憑性には諸説あるようです。
どのような背景にしろ、預金口座に対する政府の援助を入れることは、金融緩和の効果に等しい影響がある中で、一方ではインフレ対策で金利を上げているという状況で、今後も金利を上げ続ければ、SVBの二の舞となる銀行も多く存在することが懸念されており、今後の動きに注目が集まっています。
不動産マーケットへの影響というと、SVB破綻がもたらす不動産マーケットへの直接の打撃は現段階では見受けられないものの、インフレ、金利上昇、売り物件不足、テック企業の大規模リストラなどの環境から、ロサンゼルスの不動産マーケットは一旦価格上昇は止まり平行線を見せています。
今後の不動産マーケットへの影響を与える要因となる金利について、次回2月22日のFRBの政策金利決定会合における決断にまずは注目したいと思います。
現地の方々が不動産を買い渋んでいる今、海外投資家にはチャンスとも言えます。
実際にパンデミック後、国が開けてから中国投資家は再び海外へと足を延ばし始め、早速ロサンゼルスでも中国投資家による案件が増加しているようです。
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