お役立ち情報
2023年4月10日
ロサンゼルスで不動産を購入するのに必要な費用は?
海外に住む日本人が最も多い都市、カリフォルニア州ロサンゼルスは不動産市場としても注目を集めている都市です。
今回はロサンゼルスで不動産の売買の際に、費用がいくらくらいなのかということについてです。
結論からお伝えすると購入時・売却時併せておおよそ物件価格の10%前後が必要になってきます。
そこに加え、カリフォルニア不動産は中長期的に見た際に購入時より売却時の価格が上昇していることがほとんどです。その場合は差益分の税金などが別途必要になるかと思いますので、ご留意ください。
諸経費の内訳は下記の通りです。
【購入時】不動産価格の2~3%前後
・インスペクション調査費用(建物調査・害虫調査)
・エスクロー費用
・タイトル保険
・固定資産税等清算金(基本的に日割計算)
【売却時】不動産価格の7~8%前後
・エスクロー費用
・タイトル保険
・仲介手数料
・譲渡税
米国不動産取引では仲介手数料についても売主が仲介手数料をまとめて支払い、仲介業者で按分するという流れが基本になっており、購入時より売却時に費用が大きくかかります。直近のロサンゼルスでは物件価格のおおよそ5~6%が相場で、売り手、買い手の仲介業者がそれぞれ2.5~3%受領するのが通例です。
もちろん弊社では現地の商習慣に基づいて不動産売買仲介をしていますので、購入時は仲介手数料を頂いておりません。
米国全体ではコロナ禍の低金利から一転し高金利に移行し、不動産市場も停滞するかと思われましたが、ロサンゼルス地域では未だに不動産の売出しから買付までの平均日数は1ヶ月を切っており、トーランスなど人気地域の物件はおおよそ1~2週間前後で購入申込みまで至っています。
過去の事例を見てもカリフォルニア不動産は不動産の価値が下がりにくく、賃貸不動産の空室率も約4%前後と高稼働での運用が見込めます。
↑ロサンゼルスの住宅不動産中間価格推移(2015-2022.07)
近年では自己利用での購入以外にも法人税対策の一環として多くの日本人や日本企業様から米国投資用不動産の売買を検討する方からのお問い合わせを数多く頂いております。
減価償却目的の購入、買い替えや円安に伴う売却とその後の運用についてのご相談を頂くケース多くございます。
購入後は弊社日本人スタッフによる不動産管理、売却先探しまでトータルでお手伝い致します。
これから海外不動産について詳しく知りたい、収益アパートメントや加速度減価償却などについて興味があるという方はいつでもお気軽にお問い合わせください。
参考:C.A.R.