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2019年7月1日
ウィンブルドン選手権開幕!
本日、テニス4大大会の全英オープン「ウィンブルトン選手権」が開幕しました。注目日本人選手、女子シングルス世界ランキング2位の大阪なおみ選手は第2シードで、男子シングルス世界ランキング7位の錦織圭選手は第8シードの出場です。二人とも不調が続いていましたが、本大会でぜひ結果が残るよう健闘を祈りましょう!
さて、ウィンブルドンは4大大会のうち最も歴史が古く、伝統と格式を誇り、さまざまな独自のルールがある大会です。皆さんご存じかも知れませんが、有名なものとして、
◆芝コート
4大大会の中で唯一グラス(天然芝)コートが使用されています。グラスコートは球のバウンドが低く滑り球足が速くなるので、ショットがエースになりやすく、ビックサーバーに有利になります。さらに豆知識として、ウィンブルドンのセンターコートは全英オープンの2週間のみ使用されます。この2週間のためだけに、1年間かけて芝の管理を行っているそうです。
◆ウェアは白で統一
ウィンブルドンでは、身に着けるものすべてが白であることが義務づけられています。1884年の女子シングルス初代優勝者であるモード・ワトソンが白で統一したウェアを着用していたことから始まったとされています。過去にも、世界王者のロジャー・フェデラーの靴底がオレンジのシューズが違反とみなされたことや、ヴィーナス・ウィリアムスのピンクのブラストラップが透けてしまい、着替えさせられたなど、このルールは厳格に取り締まられています。
などなどがウィンブルドンオリジナルです。テニス好きの方もそうでない方も、この歴史ある格式高いウィンブルドン選手権、せっかくロンドンにいるならぜひ観戦に行きたいですよね。ただ、先行前売りチケットはお高く、定価の前売りチケットも瞬時に売り切れるので、なかなか敷居が高いです。そんな方におすすめなのが当日券の購入です!
ウィンブルドンは当日券の販売がありチケットを求める行列は「The Queue」と呼ばれ、テント泊で前泊する人もいて一種のイベントになっています。センターコートやNo.1,2コートは前日から並ばないと難しいかもしれませんが、グラウンドチケット(入場券)であれば£25で買え、No.3コート以下の試合は見ることができます。詳しい説明はThe Queue公式サイトに載っています。
また、夕方頃にリターンチケット(早く帰った人の売り戻しチケット)が安く販売されますので、それを使ってお仕事帰りにふらっと、あわよくばセンターコートの試合を観戦することができるかもしれません。
と、ここまで紹介させていただきましたが、私自身全英オープンには行ったことがないので、是非ともこの2週間のうちにThe Queueで当日券をゲットし、観戦しに行きたいと思います!