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お役立ち情報
2019年12月20日
Tenant Fees Act 2019
イングランドにおける個人賃貸契約において、テナント費用に関する法律「Tenant Fees Act 2019」が2019年6月1日より施行されました
この法律では、個人テナントに対する負担軽減を目的とし、家主またはエージェントが個人テナントに請求できる費用および禁止項目を定めています。
許可されている項目と上限は以下の通りです。
Holding Deposit (手付金) - 1週間分の家賃を上限とする Security Deposit (敷金) - 5週間分の家賃を上限とする (年間家賃が£50,000以上の場合は6週間分の家賃)
Variation of Contract Fee (契約変更手数料) - £50までを上限とし、それ以上の請求額はエビデンスに基づくこと
Early Termination Cost (テナントの都合の途中解約による補償金)
Lost Key(s), Fob(s) or other Security Device Charge (テナント過失による鍵, その他セキュリティデバイスの交換に係る費用)
Default fees (家賃の遅延金) - 支払期限より14日間が経過し、利率はイングランド銀行の基本レート3%を上限とする
Utilities (electric, gas, water), Council tax, TV licence fees, communication fees
(光熱費、カウンシルタクス、TVライセンス費、通信サービス費)
Referencing fee (リファレンス費)
Administration charges (契約書作成費)
Guarantors fee (保証人費)
Inventory check in & out fees (インベントリー費用)
Right to Rent checks fee (査証チェック費)
Pet fees/deposits (ペットデポジット)
Renewal/exit fees (更新/退去費)
また、この法律により以下の項目が禁止となっています。
Property viewing fee (内覧費) Referencing fee (リファレンス費)
Administration charges (契約書作成費)
Guarantors fee (保証人費)
Inventory check in & out fees (インベントリー費用)
Right to Rent checks fee (査証チェック費)
Pet fees/deposits (ペットデポジット)
Renewal/exit fees (更新/退去費)
Professional end of tenancy cleaning (退去時のプロフェッショナルクリーニング費)※1
※1 退去時は入居時と同じフラットの状態に戻す必要がありますので、入居時にプロフェッショナルクリーニングが入っていた場合、同基準のクリーニングが求められます。入居時と同じ状態ではないとインベントリークラークが判断した場合、デポジットからクリーニング費が差し引かれる場合がありますのでご注意ください。