ロンドンも秋めいてきたころ、街中で見かける赤いポピーの襟章。この時期になると、なぜ皆この赤いポピーをつけているのかご存じですか?
実はこの赤いポピー、イギリスでは毎年11月11日のRemembrance Day(休戦記念日)が近くなると、戦没者追悼の象徴として身に着ける慣習があります。
街中の大きな駅やスーパーなどで募金活動が行われているのを見かけると思いますが、これは戦没者・退役軍人とそのご家族を支援する慈善団体The Royal British Legion(ロイヤル・ブリティッシュ・リージョン)によって行われており、募金をするとその返礼として赤いポピーの襟章(造花)が渡されます。
この襟章を、追悼と平和の象徴の意として多くの人が身に着けているのです。
写真左:赤いポピーの襟章(造花) 写真右:支店長の池田も募金しました