お役立ち情報
2020年6月18日
最近のロンドン・コロナ状況
世界中でのコロナ禍は各国日々変わる状況ですが、ここロンドンでも最近少しずつ目に見える変化が出てきました。
対策の第2ステップとして、6月から一部特定学年だけとはいえ学校が再開されました。子供同士の距離感や教室の机の配置、ランチタイムの対応など様々な問題が想定され心配されていましたが、今のところ継続され徐々に再開される学年も増える予定です。
半面、5月に突然イギリスの名門ケンブリッジ大学が、今年9月から2021年の夏まですべての講義をオンラインですることを発表したこともあり、各大学が9月からの授業を平常通りに再開するかどうかはまだ未定状態です。
今週6月15日の月曜日からは、生活必需品を扱うお店(食品や薬品など)以外の小売店舗の営業も再開しました。入店できる人数の制限や、入店前には店舗入り口に設置されているハンドサニタイザーで必ず手を消毒することは課せられていますが、久しぶりに買い物ができるとあって各店舗前には長い行列ができています。
レストランやカフェの一部再開は来月になる予定ですが、お持ち帰りができるレストランやカフェなども以前より増え、またスタンド(屋台)形式のお店も路上やショッピングセンター内に見られるようになってきました。
ただ緩和される点が増える半面、さらに厳しく規制される点もあります。
公共交通機関(地下鉄やバスなど)を使用する際にはマスク着用が義務化され、マスクを着用していない場合は乗車できないことはもちろん駅構内に入ることもできません。駅員だけでなく警察が駅周辺に待機しており、違反した場合には罰金が課せられます。これはかなり厳しく、昨日地下鉄を利用する機会があった私は息苦しかったので鼻の部分をカバーせずにマスクを着用していたら、すかさず改札時点で引き止められ注意を受けました!
各駅内外にはハンドサニタイザーが設置され、徹底した防御対策が始まりました。
次の小さなステップは、現在継続中の2mの距離感を保たなければいけないというルールが緩和されるか解除されるか検討中のようです。これが1mになったところで大きな変化は見られないかもしれませんが、解除されればレストランや劇場が全面再開したりと大きなステップへつながります。
ロンドンでは頻繁にアップされるコロナ情報に目が離せない状況ですが、明るいニュースが増えることを願うばかりです!