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2020年7月10日
ロンドンの日常・7月のコロナ状況は?
ロンドンは先々週まで夏日和の毎日でしたが、このところ曇り空が多く小雨が降ったり肌寒い日々が続いています。
パブやレストラン、美容院、ホテルなどの再開が許可された先週末7月4日には、美容院前には長蛇の列、パブには大晦日のカウントダウンの時のような人出でお祭り騒ぎ。そばを通るのが怖いほど。もちろん人々の1mの対人距離感が守られるわけもなく、マスクをつけているわけでもなくパブの周りは警察が取り締まりをしていました。ルールを守らない場合は罰金が課せられはずなのですが、夜のパブはあまりの人の多さに警察も統制がとれるはずもなく恐ろしい状態だったそうです。
案の定、いくつかのパブは再開後3日で再度営業停止。今までのたまった鬱憤を一時的には晴らすことができたのかもしれませんが、一人一人がもう少し自粛しない限りまた逆戻りかもしれません。
レストランやホテルもまだまだ人数制限や様々な規制条件付きですが、とりあえず再開の一歩を踏み出しました。しかし、ロンドンの文化ともいえる演劇業界はまだ再開することができず、このままではロンドン、ウエストエンドから演劇文化が消滅するのではないかという危機にさらされていました。
そこへ少し明るい光が!政府が15.7憶ポンドの補助金を出す支援策を発表しました。
そして屋外での演劇・演奏会などの上演は観客の対人距離確保などを条件に明日11日から、屋内での上演も試験的に一部で実施可能になるということです。
またエステ、スパ、ネイルサロン等は、特にリスクの高い施術を除き条件付きで今月13日から再開可能になります。屋外プールは今月11日から、屋内のジム・プール・スポーツ施設等は25日から再開可能になります。
イギリスではまだ感染者が増え続けており、今でも多くの医療従事者が治療の最前線で働いています。国民保健サービスNHSは先日創立72周年を迎え、国民はあらためて感謝の意を示しビルディングをライトアップしたり花火をあげたりしていました。
おまけ。。。
4月のブログの時点では1匹だった近所の池の子ガメが2匹になっていました!庭にはブラックベリーの実が色ずき始め、自然界は今もたくましく前進中!
友人が接客業務の多い私の為に手作りマスクをプレゼントしてくれました。
しかし。。しかしですよ。。
日系不動産で働く私がこのマスクを着けて現れたら、お客様は!ですよね。
心温まるとっても嬉しいプレゼントでしたが、これはプライベートで使用させて頂くとして。。
ロンドンでは今ではマスクが余るほど売っていて、セールになっています。申し訳ないですが仕事用にはそちらを購入します!