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2020年9月16日
夏も終わり。。コロナ対策
ロンドンは夏日が突然戻ってきたような暑さで、前日まで街行く人々はコート姿だったのにこの両日は半そで・タンクトップ姿です!毎年この最後のあがきのような夏日が終わると、本格的に長く暗い冬に突入します。
そんなロンドンですが、今週月曜日の9月14日からコロナ対策として新たに ‘6人ルール’ が政府より発表されました。昨日からイングランドでは屋内外を問わず7人以上(最高6人まで)の集まりが禁止されました。(一世帯・家族などのみの場合は制限されません)
例えばレストランなど6人以上の収容は可能ですが、6人を超える個別のグループがレストラン内に存在してはいけないということです。夏によく見られた公園でのピクニックや飲み会も6人までです。
この6人という人数はどのように算出されたかはわかりませんが、新たに人数制限が発表されたということはまだまだ予断は許さない状況だということですね。
ジョンソン英国首相の発表詳細は下記よりご参照ください。
https://www.gov.uk/government/organisations/prime-ministers-office-10-downing-street
娘の学校も先週から始まりましたが、学校はコロナ対策として1クラスの人数を二等分にして授業を行っています。通常3クラス=先生は3回の授業を行うとすると、今はクラスが2等分されているので同じ授業を倍の6回こなさなければならず先生方にはかなりの負担があるようです。
またコロナ対策として、学校ではメインのいくつかのドアに体温感知センサーが設置されたそうです。
イメージ画像
生徒がドアを通過するたびに体温が感知され、一定の体温以上だと入館できません。遅刻しそうで走ってきた生徒の体温はもちろん高くなってしまい、このセンサーにひっかかり入館できないこともあるようです。その場合でも一旦ドアの外で待機して体温が下がるのを待つしかないそうです。このセンサーすばらしいと思ったのは一時で、コロナ対策に役立つ以上に生徒たちには面倒なことも多いようです!
この写真左側のなんだかわからないものが初日に配られたそう。
これはHygiene Door Openerといって、生徒たちはここに入館カードをいれ首から下げるそうです。
何のためかというと、写真右の様に生徒間のウィルス拡散を防ぐためにドアの取っ手を素手で触らないようにするためのものだそうです。
悲しいかな。。学校は全校生徒の為に何百と購入したにも関わらず、実際に使っている生徒はほぼいないそうです。
ドアの取っ手だけを触らないように気をつけたところで、机やいす、トイレや共有する教材などその他の箇所の対策は”手をよく洗う”以外特別対策がされておらず、対策万全のような無意味のような学校のコロナ対処法です。