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2021年1月13日
3度目のロックダウン
2021年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
新型コロナウィルスの感染が地球規模で拡大する中、皆様が健やかに新年を迎えられ2021年が穏やかな一年となりますこと心より祈念しております。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
現在イギリスの感染者数は300万人を超え、イングランドだけでも270万人。
クリスマス前にすでにロンドンはTier4(ティア4)という最高勧告レベルとなっていましたが、感染者は減少どころか増加する一方。
そこで感染急拡大に歯止めをかけるため、1月5日からはイングランド全域が3度目のロックダウン(都市封鎖)となっています。
Stay at Homeが原則で、不要不急の外出は罰則付きで禁止となり小学校以上の学校は原則閉鎖されています。
今回のロックダウンの主要点は、初回のロックダウンに近いとされています。
1. 仕事や必要不可欠な外出、教育など合理的な理由がある場合を除き外出禁止。
2. 生活必需品を扱うスーパーや食料品店、薬局などは営業可。必要不可欠でない小売店(衣料品店など)、レストランやパブ(配達や持ち帰りは可)屋内ジム、レジャー施設(劇場や映画館など)及びパーソナルケアサービス(美容院など)は営業禁止。
3. 可能な限り在宅勤務。不可能な場合(建設や製造業など)は仕事への外出可。
4. 家族以外と屋外の公共スペースにおいて会うことはできない。
5. 小学校以上の学校は閉鎖で、リモートでのレッスンのみとなる。(ただし医療関係者の子供たちなどは学校で特別レッスンを受けるなど特例あり)
また新しい規制として、18日からはイギリスへの渡航者は新型コロナウィルスの陰性証明の提示が義務付けられます。
英国に入国するには、滞在国出発72時間前までに検査を受ける必要があり、陰性の場合には陰性証明を発行してもらい滞在国出発前と英国入国時にその証明書を提示しなければなりません。変異種流入を阻止するためです。
陰性証明に加えて到着後には10日間の自主隔離が求められますが、5日後に再度検査を受けて陰性であれば期間を短縮できるとのことです。
3人に1人は感染していても無症状のままと報告されており、自分は感染していないと思っていても知らないうちにウィルスを広めてしまっているそうです。私の住んでいる地区でも無料でテストが受けられるとのことで、無症状でもテストを受けるよう医療機関から連絡が来るようになりました。
世界の中でもかなり厳しい状況のイギリス。ワクチンの接種は医療従事者や高齢者などが優先されている中、すべての市民が受けられるようになるまではまだまだ先のこと。ウィルス感染拡大の速さとワクチン接種の速さの勝負です。まだまだ長いトンネルを抜けるには時間がかかりそうです。
気分転換に近くの公園まで散歩に行きました。
雨上がりなので今日は少ないですが、お天気の日には散歩やジョギングをしている人達が毎日見かけられます。
おまけ 。。
遡ることクリスマス。パテシェの友人から頂いたクリスマスプレゼント。
パテシェ⇒クリスマス⇒センスあるボックス⇒チョコレート。。とシンプルな発想で喜んで蓋を開けたらなんと生卵!
コロナでクリスマスも閉じこもり。このおいしい卵を使って自分でクリスマースケーキを作りなさいということでした!