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2021年7月25日
ロンドンブログ更新!【NHSのコロナ追跡アプリ】
今日のロンドンは曇り空で最高気温20度、また肌寒い日に戻ってしまいました。
‘自由の日“と呼ばれた今月19日はイングランドのロックダウンがほぼ全面解除され、外出者やパーティ開催、満員のナイトクラブ。。と人々が爆発した日でもありました。
その勢いにのってなのか先週は天気も連日30度を超える暑さでした。
雲一つない快晴のロンドン
ボートでお酒を楽しむ人たち
パディントンもさすがの暑さで水浴び中!
ロックダウンが解除されたとはいえまだ完全に安全とはいえない日々、今NHS(国営の医療サービス) COVID-19アプリが話題となっています。コロナウィルスのリスクがあるかどうかの確認が最速の方法でできるアプリで、現在イングランドとウェールズでダウンロードできます。
機能としては
◉コロナウイルスの検査で陽性となった他のアプリユーザーの近くにいたことを知らせてくれます。またレストランや店舗入店の際などにはQRコードをスキャナーすることを求められます。もしその後その場所でコロナウイルス陽性者が発見された場合には警告を受け取ります。
◉自分の居住している郵便番号エリアのコロナウイルスリスクのレベルを知らせてくれます。
◉コロナウイルスの症状があるかどうかを確認し、検査を注文する必要があるかどうかを確認できます。
◉コロナテストの予約ができます。
◉自主隔離が必要な場合、必要日数をカウントダウンしてくれたりアドバイスがもらえます。
感染リスク・拡散を避けるためのとても便利なアプリですが、反面大きな落とし穴もあります。
最近あった知人の職場での実例。。
100人のイベント会場準備のために入った50人の職員。
100人のお客様も、50人の職員も会場に入る際にQRコードをスキャンして全員陰性確認。
その数日後100人のお客様の中の1人が陽性になってしまったとのことで、そのお客様と接触していた職員Aのアプリにアラートがきました。(Pingされたというそうです)
同時に、その日その職員Aの近くで一緒に働いていた他の職員8人にも、明後日にはさらに10人が次々とPingされ、全員翌日から自主隔離となり職場へ出てこられなくなったそうです。職場が人出不足に陥ったのは明らかです。
**陽性者への接触とは2m以内で15-20分接触していた場合だそうです。
これだけ精密であるのであれば感染防止にはとても強力な助っ人となるのですが、電車に長時間乗っていたり、レストランの隣の席との間が近かったり、ファーストフード店で列に並んで待っていたりなど人の多い場所にいると将来Pingされることになる確率も高くなるということです。
自主隔離が明けたと思ったらた2-3日後にまたPingされ、再隔離。。なんてことも起こるようです。
便利なアプリと即座にダウンロードした人たちも、今は削除してしまった人も多いみたいです。
皆さんはアプリをダウンロードする派?しない派?
おまけ・・
マスク着用の義務はなくなりましたが、できるだけマスクは着用して自己管理を!
正しいマスクの付け方を教えてくれた、弊社オフィスビルのアイドル犬!