イギリスは本日2月24日より、新型コロナウィルスの感染防止策として導入していたすべての法的規制が解除されました。感染者に求められていた自主隔離も解除。すべてが法的義務ではなくなり自主管理の元、コロナ禍の『非日常生活』からコロナ前の『日常生活』になりました。

自主管理に任せたとはいえ、感染者の隔離も公共の場所でもマスク着用も不要とはなかなか思い切った決断かと。。

ワクチン接種者数や治療薬の開発もありこの決断に至ったようですが、私の周辺でも感染者はかなりいて油断大敵感は否めませんが。。

そして日常生活へ戻った後の最初のイベントは、3月1日のパンケーキデー！

日本では馴染みのない日ですが、ここイギリスでは誰もが知っている楽しいイベントの日です。スーパーにも特設コーナーが設置されています。

イースター(復活祭)の47日前の火曜日がパンケーキデイにあたるそうで、翌日からイースターイヴまで４０日間は断食する習わしがあり、この断食前に食材を使い切るためにパンケーキを作って食べるという宗教行事の一つだそうです。この宗教行事はなかなか理解するのが難しいので。。さらに詳しく知りたい方はぜひ調べてみてください！

今では宗教に関係なくイースター前の楽しいイベントの一つになっていますが、実は15世紀にはじまったとされる現在も続く英国の風習の一つだそうです。

この日は各地でパンケーキレースが開催されています。こんな風にフライパンに乗せたパンケーキを落とさないようにひっくり返しながら走るという単純明快なレース。ポイントは持って走るだけでなくひっくり返さないといけないルール。イングランド南東部バッキンガムシャーのオルニーが発祥の地だそうです。

パンケーキといってもどちらかというと薄いクレープに近いものです。

お砂糖とレモンをかけて食べるのが基本！