お役立ち情報(ロンドン生活情報)
イギリス式お掃除とお手入れ
イギリスの賃貸契約において、住まいの適切なメンテナンスはテナントに義務付けられています。各設備や家電製品は日本とは異なるお手入れの方法が必要になりますので、以下のポイントを押さえて日ごろのお掃除やお手入れを行ってください。
ポイントは二つ。一つ目はライムスケール対策について。
イギリスの水道水には石灰分が多く含まれていることから、水滴などが蒸発するとライムスケール(Limescale)と呼ばれる水垢が蓄積します。このライムスケールを放置すると固まってなかなか落ちにくくなるため、水回りのこまめなふき取り、さらに落とすためには専用の薬剤を使用する必要があります。 二つ目は、十分な換気や湿気対策について。イギリスの住居は古いかつ石材が多いため、冬場は室内に湿気が溜まりやすく、カビが発生しやすいため十分な換気や湿気対策が必要になります。 以上のポイントを踏まえ、各設備や電化製品のお掃除・お手入れ方法についてご紹介します。
ロンドンの自家用車駐車場
ロンドン市内に限らず、イギリスの市街地では路上駐車が多いことで知られています。理由として、建物が古いため駐車施設がないことが考えられます。そのため、住居に駐車場がない場合はレジデントパーキングベイ(Residents' parking bay)に路上駐車することが認められております。
このレジデントパーキングベイへの駐車は、各カウンシルが居住者に対して発行する「レジデントパーキングパーミット(Resident parking permits)」が必要になります。また、決まった専用の位置に毎回駐車するのではなく、ある一定の区画内であればどこに駐車してもよいという考え方によります。(一般的です。)
レジデントパーキングパーミットの申請方法や料金は各カウンシルで異なりますので、取得される方はお住まいのカウンシルのHPをご確認ください。社用車やリース車での取得も可能ですが、必要書類や料金も変わってきますので、こちらも各カウンシルのHPでご確認いただけます。
イギリスの洗濯事情
イギリスの洗濯は日本と勝手が随分と異なります。ご存じのとおり、イギリス(特にイングランド)は硬水地域がほとんどです。この硬水ならではの洗濯事情があります。まず、イギリスの洗濯機はこういったドラム式のもので、キッチンに備え付けられています。ちなみにこの洗濯機、日本の洗濯機とは違い、一度回すと途中では止められないので要注意です。
こちらの洗濯機は、少量の水でたたき洗い、かつ、お湯で洗うのが主流です。お湯(30~40℃)だと洗剤も泡立ち汚れが落ちやすいと言われていますが、その分色落ちがしやすくなるので、日常のお洗濯であればColdに設定して洗ったほうがよいでしょう。それでも濃い色の洋服と白色のものを一緒に洗うと色移りしてしまい、お気に入りの洋服がダメになってしまうことも。ここイギリスでは、色ものと白ものは分けて洗うのが鉄則です。
できれば色ものも、黒色や濃いデニムと他のカラーで分けたほうがベターです。特に気になる方は、色落ちをなるべく防ぐような色もの専用洗剤が市販されていますので、使ってみるとよいかもしれません。さらに、硬水に含まれる石灰成分により、白色の洋服を繰り返し洗うとだんだんグレーがかってきます。そんなときも市販されているステインリムーバーや重曹などでつけ置きするとクリアになります。
英国への入国 ePassport Gates
2019年5月20日より、日本のIC旅券保持者で飛行機や鉄道を利用して英国に入国する場合、18歳以上は入国時における自動化ゲート(ePassport Gates) の利用が可能になりました。また,12歳から17歳の入国者に対しては、自動化ゲートの利用対象となる大人に同伴される場合は同様に利用が可能とのことです。これにより入国カード提出の必要がなくなりました。
ただし、自動化ゲートを利用した場合には英国の入国スタンプは押印されませんので、行政手続き等で何らかの不便が生じる可能性もあるとのことです。事前に確認をし、不確かな場合は今まで通り有人の入国審査カウンターにて入国なさるか審査官に確認してください。
在英大使館でも、下記の方々は引き続き入国審査官による入国スタンプの押印を受ける必要があると案内しています。
(1)滞在予定が6ヶ月未満の短期留学生の方
(2)滞在予定が3ヶ月未満のTier 5(Creative and Sporting)の滞在資格の方
(3)滞在予定が1ヶ月未満の専門的職業(Permitted
Paid Engagement)での滞在資格の方(https://www.gov.uk/permitted-paid-engagement-visa)
(4)EEA(European
Economic Area,欧州経済領域)国籍者の家族で,永住目的で入国する方
あの長い列に並ぶ必要がなくなり便利になりましたが、必ず事前に入国スタンプが必要ない滞在なのか確認することをおすすめします。
ロンドンの交通手段
ロンドンの交通手段
Underground
地下鉄 トンネルの形がチューブ状なのに由来して、”チューブ”という名前で慣れ親しまれています。ロンドン中心から外側に向かってZone1-9に地域分割されていて、駅から駅までではなくZoneからZoneごとで料金設定がされています。Oyster Card・オイスターカードという日本のPasmoやSuicaなどと同じような交通用ICカードを使うと効率的です。一日、一週間、一か月など使用状況によって購入できますが、最近では銀行のカードに*Contactless・コンタクトレス機能がついてれば、銀行のカードをタッチするだけでです。
*コンタクトレス カード=端末にタッチするだけで、PIN番号やサインなどなしで支払いができるシステムです。