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お役立ち情報
2017年5月30日
マレーシアへの引っ越し
<海外からマレーシアへ>
日本からマレーシアへの引っ越しは、多数の引っ越し業者が請け負っています。
一部の品はマレーシアへの輸入規制(数量制限を含む。例:FMラジオ、お米、酒類)があります。また、日本へ帰任の際には、日本の輸入規制(数量制限を含む。例:電動自転車)に該当してしまう場合もあります。詳しくは、それぞれの引っ越し業者にお問い合わせください。また、日本の家電製品等の持ち込については、電圧の切替が必要ですので、ご注意ください(降圧トランスの利用が一般的です)。
マレーシアではほとんどの生活用品が手に入りますが、比較的入手しづらい物品は以下のようなものです。
〇日本語版OSのPC
〇日本語PCソフト
〇日本のコンセント規格に合った延長ケーブル、テーブルタップ等
〇高機能炊飯器
〇日本のリージョナルコードに適合したDVDプレーヤー等
日本で購入し持ち込んだ電化製品は、マレーシアでは通常、保証や修理を受けることはできません。
<コンドミニアムでの引っ越し作業>
マレーシアのコンドミニアムでは、引っ越し作業前に、管理事務所への登録・届け出が必要です。荷受人や引っ越し業者の名称などの他、各コンドミニアムのセキュリティ基準によって、作業員全員の氏名とIDナンバー、トラックの登録ナンバー等が要請される場合もあります。また、共用部分での作業について、保証金の預託が求められます。これらは、ご入居者様での登録が困難なため、引っ越し業者から申請・保証金預入をしてもらうのが一般的です。
土日および該当地域の祝日は作業が制限されます(特に日曜・祝日は通常のコンドミニアムでは引っ越し作業が禁止されています)。土曜日は午前中のみとしているコンドミニアムも多く、引っ越しはできるだけ平日を選ばれることをお勧めいたします。
<自動車の輸入について>
日本からマレーシアへ個人的に自動車を持ち込むことは、原則できないとお考えください。マレーシア国内での自動車販売価格が高いことから、赴任時など、日本から自動車の持ち込についてのご相談を頻繁に承りますが、マレーシア到着時に高額の輸入関税を課せられる可能性が高く、マレーシア国内で同等の自動車を調達する場合より高くなってしまうケースがあります。また、到着時まで関税額が正確に判定できないことから、一般的な引っ越し業者では、原則として自動車のマレーシアへの輸出については、不可能としているケースがほとんどです。
例外としてMM2H(シニア長期滞在ビザ)の取得者については、無税での輸入が1台のみ認められています。購入から6か月以上、日本での登録があった中古車が対象となりますが、無税輸入できる期間の規定等もありますので、ビザサポートを行ったコンサルティング会社へご確認ください。また、無税輸入した自動車のマレーシア国内での転売には制限があります。