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お役立ち情報
2017年5月30日
クアラルンプール(マレーシア)周辺の学校事情
<日本人学校>
クアラルンプール周辺に居住する日本人で幼稚園・小中学校家族帯同世帯の9割以上の方が日本人学校(JSKL)へ通学されています。
クアラルンプール市内中心部から車で約40分のリゾート地域であるサウジャナにある日本人学校は、在マレーシア日本大使館とクアラルンプール日本人会によって運営されている日本のカリキュラムに沿った学校です。
徒歩での通学が禁止されていますので、近隣のコンドミニアムに居住の場合も、通学バス、自家用車等での通学が必要です。
通学バスはクアラルンプール市内中心部からは出ておらず、モントキアラ等の住宅地域からとなります。したがって、日本人学校へ通学されるご家族が帯同される場合は、市内中心部への居住はできません。通学バスの詳細は日本人学校へお問い合わせください。
なお、カリキュラムは中学校までとなりますので、高校に進学される場合、日本へ家族帰任、インターナショナル校への転校、高校カリキュラムのある近隣国の日本人学校(私立を含む)への転校の3つの選択肢から検討する必要があります。
<未就学年齢児童>
幼稚園あるいは保育園等は、クアラルンプール周辺の日本人にポピュラーな地域では、多数の選択肢から選ぶことが可能です。地域によってはローカル幼稚園でも外国人が多いところもあり、教育方針や、カリキュラム、通園方法等を検討の上、お選びいただけます。コンドミニアムによっては、幼稚園や保育園が付属している場合もあります。
<進学塾等>
モントキアラなどの日本人家族の多い住宅地域には、日系の進学塾や補習塾などがたくさん進出しています。帰国子女枠を使った受験なども考慮に入れ、様々な進学指導が行われています。
<インターナショナル校>
マレーシアは、もと英国植民地だったこともあり、クアラルンプール近郊には伝統ある英国系インターナショナル校が多数存在しています。その他、オーストラリア系、アメリカ系、カナダ系などもあり、お住まいになる地域、カリキュラム、学費等から選択することが可能です。インターナショナル校は、日本人学校と比較して学費が高い傾向にありますが、進学時に、母国本校への優先入学制度あがる(成績等により異なります)学校もあり、十分な内容吟味をお勧めいたします。なお、原則として英語で授業が行われますので、一定の英語レベルが要求されます。インターナショナル校への入学に必要な語学力をつけるためのプレスクールもあります。ほとんどの場合、インターナショナル校への入学には試験(面接試験を含む)があります。
<ローカル校>
クアラルンプール周辺のローカル校は、マレー系、中国系、インド系というように大きく3つに分けることが出来ます。教育に使われる言語は、それぞれマレー語(バハサ・マレーシア)、中国語、パミール語となるため、これらの言語によるコミュニケーションができることが前提となります。日本人のローカル校への通学は非常に難しいといえます。