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お役立ち情報
2017年6月5日
クアラルンプール市内の要注意地域
クアラルンプールでの住居を検討される場合および日本人の日常生活において、以下の地域については注意が必要です。
<避けるべき地域>
〇Chow Kit(チョーキット)
ナイトマーケット等が有名で、日本の観光ガイドブックなどでも紹介されていますが、夜は日本人同士、あるいは一人で出かけるべき地域ではありません。特に一歩入った人気のない裏通り等は大変危険です。
〇Brickfields(ブリックフィールド)
インド系の方が多く居住されており、昼間はおいしいインド料理店等でにぎわっているため比較的安全ですが、夜は日本人同士、あるいは一人で出かけるのは避けるべき地域です。KL Sentral地域と通りを一本隔てただけの場所のため、迷って入られてしまう方もいるようですがご注意ください。なお、モノレールのKL Sentral駅はこの地域にありますが、KL Sentral駅およびその周辺ビル群とはNu Sentral Shopping Centreを経由してつながっており、地上の道路ではなく、このShopping Centre経由ルートを利用することをお勧めいたします。
KL Sentralに居住されている方も,夜はむやみにこの地域への立ち入りは避けるべきです。
〇Kampung Baru(カンポン・バル)
マレー系の方が住む、昔ながらの情緒が残るダウンタウン地域で、日本の観光ガイドブック等でも紹介されています。危険というよりも、外国人が無遠慮にむやみに立ち入るべき地域ではありません。この地域を訪れる場合は、マレー系の方に同行してもらうか、観光ツアーに参加するのが一般的です。
〇その他
外国人が一般的ではない地域については、そこに住んでいる人たちに対しての配慮が必要です。やみくもに写真撮影をしたり、騒いだりすると苦情が出る場合もあります。特にKLやペナン、ジョホールバルなどの外国人が多い地域以外へ旅行等される場合はご配慮ください。
また、チャイナタウンやブキビンタンなどの観光地では観光客を狙ったスリや置き引きなどの犯罪にもご注意ください。日本の外務省ホームページの危険情報もご参考ください。
<安全確保とテロ等への対策>
幸いなことにクアラルンプール周辺地域では、国際的なテロ組織によるテロ行為は、殆どが未然に検挙されており、日本人の方が巻き込まれるようなテロは発生していません。しかしながら、身の安全を守るためには、できるだけ危険な地域に立ち入らないとともに、以下のような配慮が必要です。
〇日本の外務省がホームページ等で提供するマレーシアにおける危険情報の確認
〇駐マレーシア日本大使館が提供する各種危険情報の確認
〇デモ等が予定されている場合は、むやみに近づかない
〇人が多数集まる場所やイベント等では、出入り口や、緊急避難ルートの事前確認
〇駐車場では、できるだけ人の通行の多い場所へ駐車(特に郊外のショッピングセンター等)
〇夜間、人通りの少ない道路等は一人で歩かない。また、このような場所には駐車しない
〇家族内あるいは会社内での緊急時の連絡網の整備
日本人商工会議所(JACTIM)等では、日本大使館等から危険情報が発信されると会員へ配信するサービスも行っています。また、在留届提出時にメールアドレスを届け出ると、大使館発表の危険情報等も送られてきます。