お役立ち情報
2019年9月14日
マレーシアでの車の運転
<運転>
日本の国際運転免許証で運転が可能です。但し、必ずパスポートと日本の運転免許証を携行ください。
日本と同様、自動車は左側通行ですので、日本の方にはマレーシアでの運転はなじみやすいようです。交通標識はほとんど国際標準に準拠していますが、マレー語で書かれている場合もありますので、「AWAS(注意)」などの基礎的な標識は覚えておいた方がよいでしょう。バイクも多く、車の間を縫うようにして走る方が多いためご注意ください。長期間にわたりマレーシアに滞在される場合、ビザ(ワークパーミット等)が発行され、有効期間のある日本の運転免許証をお持ちの場合は、簡単にマレーシアの運転免許証が発行されます。手続きは以下の通りです。
①住居の確定(マレーシアでの住所が必要です)
②在留届(在マレーシア日本大使館あるいはウェブからの届け出も可能です)
③ビザの取得
④日本大使館で運転免許証翻訳書類の取得(日本の有効な免許証が必要です)
⑤マレーシア各地のJPJ(運転免許センター)に必要書類を持参の上、免許証申請。その場で発行されます。
大きなJPJでは日本の免許センターと同様に、写真撮影や申請書の作成を代行してくれるお店が周囲にある場合もあります。
<交通事情>
マレーシアは公共交通機関が日本ほど整備されておらず、圧倒的に車が主流の社会です。特にKL市内中心部では朝と夕方、車の渋滞が激しくなります。また、金曜日の午後はイスラム教徒のお祈りの時間に充てられるケースが多く、モスク周辺も渋滞となります。高速道路は日本と比べ非常に安価で、また整備はかなり進んでいますが、速度取締等も頻繁に行われておりますのでご注意ください。なお、マレーシアでレーダー探知機等を利用することは違法となります。
飲酒運転はもちろん法令により処罰されます。お店によっては飲酒時の車の運転代行等を手配してくれるところもございます。飲酒運転の罰則は年々厳しくなっています。夜間に飲酒検問等が行われている場合、アルコール度合いによってはその場で拘束される場合もありますので、くれぐれも飲酒運転はなさらないよう、ご注意ください。
<交通事故>
万一交通事故に遭遇してしまった場合、必ず24時間以内に近くの交通警察署を訪れ、ポリスレポートを作成してもらう必要があります。保険金の請求等には、ポリスレポートが必要となります。
相手がいる場合、ポリスレポートを作成していないと、裁判等で不利となる場合がありますので、必ずポリスレポートを作成してください。
<自動車>
マレーシアでの自動車購入は非常に高価です。日本の一般的小型乗用車で10万リンギット程度の価格となります(日本の約1.5〜2倍)。これは関税が高いことに由来しています。マレーシア国内でノックダウン製造されている日本車でも高額です。MM2Hビザの特権として、自動車の無税輸入ができますが、これを使うと相当費用を節約できます。無税輸入には条件がありますので、詳細はお問い合わせください。