お役立ち情報
マレーシア(クアラルンプール)でのお住まいについて
<日本人居住概況>
クアラルンプール(KL)の日本人居住は1点集中ではなく、広く分散しています。日本人の居住に適する物件は、マレーシアのローカルの皆さまにも好評な物件であり、様々な国籍、宗教の方々が入り混じって生活しておられます。
しかしながら、日本人学校通学の児童・生徒を帯同されるご家族の場合は、日本人学校へのバスルートが限られるため、居住地域が限定されてしまうこととなります。日本人学校のことを考慮しないご家族、ご単身者の場合は、セキュリティー条件がクリアできる物件であれば、比較的安心してどこにでもお住まいになることができます。
マレーシア・クアラルンプールの生活インフラ(水道・電気・ガス等)
<水道>
クアラルンプール近郊の水は比較的安全にご利用いただけますが、配管のさび等が混ざっていることも多いため、各住居にはフィルターの設置をお勧めいたします。住居各部屋の配水元に取り付ける大型のフィルターから、蛇口に設置するタイプまで、多数のフィルターが販売されています。これらのフィルターは、一部のスーパーマーケットやホームセンター、電気店等で簡単に入手できます。定期的なフィルターの交換等のメンテナンスが必要です。
コンドミニアム全体の配水元にフィルターが設置されている物件もあります。また、日本と硬軟度が異なるため、慣れないうちはおなかの調子が緩くなる場合もございますので、ご注意ください。
マレーシアの通信インフラ(電話・インターネット・スマートホン)
<電話>
ご家庭に電話回線を引くには、ほとんどの場合、インターネットとセットになった格安のパッケージをお勧めしております。インターネットを引かずに、電話回線のみをご希望の場合は、工事費とディポジット(保証金)が必要となる場合があります。
テレビについて(マレーシア/クアラルンプール)
<テレビ>
マレーシアでもハイビジョンの番組が増えていますが、従来方式のTV放送はPALという放送方式を採用しており、日本のNTSC方式とは異なります。したがって、日本からテレビをご持参された場合、マレーシアの放送が映らないことがありますのでご注意ください。マレーシアで発売されているテレビは、ほとんどがマルチ対応(PAL、NTSC、および複数のハイビジョン方式も再生可能)となっております。
KL市内では電波状況が悪いため、ケーブルテレビが一般的です。コンドミニアムによっては、アンテナ電波だけでは放送を全く受信できないことも稀ではありません。。インターネット回線のパッケージを導入すると、ケーブルテレビが付属するケースもあります。この場合、地上波放送に関して無料でご利用いただけます。
銀行口座(マレーシア/クアラルンプール)
<銀行口座開設>
マレーシアに住み始めて、一番最初の難関が個人の銀行口座開設です。マレーシアはマネーロンダリング防止やテロ等の不正資金排除のため、外国人の個人口座開設に関しては、非常に厳格です。企業赴任者の方は、原則として、ビザ(ワークパーミット)の取得後でないと口座開設できません。MM2H(リタイアメントの方用の長期滞在ビザ)の場合は、ビザ申請時の預託金預入時に口座開設を行います。