お役立ち情報
クアラルンプール(マレーシア) 交通事故に巻き込まれたら・・・
<日本以上に注意が必要>
マレーシアは日本と同様、左側通行で、また、問題発生時に英語が通じるため、東南アジア諸国の中では珍しく、ほとんどの外国企業(日系企業を含む)で、赴任者個人による自動車の運転を許可しています。高速道路もかなり整備されているため、運転そのものは難しくありません。しかし、以下の点で注意が必要です。
〇交通標識は通常、マレー語(バハサ・マレーシア)で記載されている
マレーシアのカレンダー
<マレーシアの休日カレンダー>
マレーシアの休日カレンダーは非常に複雑です。ナショナルホリデーという国全体の休日の他、各州ごとにそれぞれの休日設定があります。また、イスラム歴や中国歴で祝日設定する日もあるため、通常のカレンダーでは、毎年日にちが異なる祝日もあります。また、日本では考えられませんが、年の途中まで正確な日が確定せず、数週間~数か月前に最終的な祝日が確定されるというケースもあります。
さらに、国民的イベント等があると、政府が突然祝日に設定すると発表するなど、予想がつかない祝日も出てきます。企業の運営等に当たっては、毎年公表される年間カレンダーをチェックするとともに、政府の発表なども絶えず確認していくことが必要です。日本人の方で、突然の祝日発表を知らず、いつも通り出勤したら渋滞がなく、おかしいと思っていたらだれも会社に来なかった、という笑い話もあります。
マレーシアでの疾病対策
<予防接種>
乳幼児や子供の予防接種は、日本と同じようなスケジュールでマレーシアの医療機関でも受けることが出来ますが、すべて有料となります。また、一部、マレーシアでの生活上、必要と思われる予防接種も追加で受けることが可能です。
大人の予防接種に関しては、最低限、肝炎の予防接種を受けることをお勧めします。最初は2~3回程度の接種が必要ですが、一度抗体ができると、10年以上、再接種の必要はありません。人間ドック等をマレーシアで受ける場合は、抗体が弱まってきた場合の追加接種の推奨なども判定されます。
マレーシアへの引っ越し
<海外からマレーシアへ>
日本からマレーシアへの引っ越しは、多数の引っ越し業者が請け負っています。
一部の品はマレーシアへの輸入規制(数量制限を含む。例:FMラジオ、お米、酒類)があります。また、日本へ帰任の際には、日本の輸入規制(数量制限を含む。例:電動自転車)に該当してしまう場合もあります。詳しくは、それぞれの引っ越し業者にお問い合わせください。また、日本の家電製品等の持ち込については、電圧の切替が必要ですので、ご注意ください(降圧トランスの利用が一般的です)。
マレーシア基本情報
<気候>
ほぼ赤道直下に位置するマレーシアは半島部分とボルネオ島(東マレーシア)に分かれます。首都クアラルンプールは熱帯雨林気候に属し、四季はありません。平均気温は26〜27℃で年間の気温差は1〜2℃程度しかありません。日中の最高気温は30度を超えますが、湿度が比較的低いため、日本の夏のように高湿で35度を超える酷暑となることはめったにありません。比較的暮らしやすい気候と言えますが、ビル内では、冷房が強めに効いていることが多く、長袖シャツやカーディガン等も一般的です。また、キャメロンハイランドなどの高地では、日本の春のような気候です。雨季、乾季がありますが、地域により大きく異なります。