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【住宅】バンコク賃貸・売買契約に関わることについて

2020年9月9日

解約・退去手続きについて｜バンコク（タイ）

契約期間の満了もしくは会社の命令により日本や第三国に転勤などになった場合の解約・退去手続きについてご説明します。

手続きについては以下の5つのステップとなります。

①退去通知

退去する30日～60日前までに通知することが一般的です。
通知は借主より貸主に通知する義務が有るため、契約満了日や事前通知までの期間は事前に把握頂き、退去の通知は弊社までご連絡下さい。

②アローワンス・オプションの解約

インターネット・日本のテレビのプロバイダや浄水器等、個人で契約しているオプションについても解約手続きを進める必要がございます。
また解約通知が遅れた場合は、契約中の解約の場合は追加で費用を請求される場合がございますので、ご注意ください。

③退去立会い

物件のご退去日には、アパート、コンドミニアムは弊社スタッフが同伴のもと、家主側によるお部屋のダメージ（損傷、欠損等）のチェックを行います。（サービスアパートは常駐メイドさんのチェックとなります）

ダメージ及び備品の紛失等がある場合には、原状回復費用及びルームクリーニング代が請求されますので、退去立会日には可能な限り部屋を綺麗にして頂きますようお願い申し上げます。
またタイには経年劣化の考え方が根付いていない為、個人オーナーであるコンドミニアムご利用の場合は、修繕費用の負担額（保証金の返還額）に関して、オーナー様の見解によっては大きな金額を請求されるケースが御座います。

④公共料金の精算

賃借人が最終月に使用した公共料金の請求書がオーナー側に届くまでには、退去してから約1ヶ月半かかります。

保証金の返還手続きを行うためには、この支払いを完了させなければならず、公共料金については保証金と相殺させることも可能です。

⑤保証金返還

退去に関して全ての精算が完了し、契約違反がなかった場合はお客様の指定口座、もしくは小切手にて保証金の返還が行われます。

返還の期日については契約書に記載されておりますが、殆どの物件で退去後60日以内と設定しています。

※コンドミニアムの場合は遅延することが多々御座います。

また保証金返還に関しては弊社を経由することが出来ませんので、お客様へ事前に返金される旨の通知を行うことは非常に困難です。

弊社は出来る限り確認作業に努めますが、これらもタイの商習慣となりますので、あらかじめご了承頂きますようお願い致します。