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2020年9月13日
賃貸住宅の種別について|バンコク住宅(タイ)
バンコクの賃貸物件には大きくコンドミニアム、アパート、サービスアパートの3つがあります。それぞれの違いについて見ていきましょう。
サービスアパート
アパートとホテルの中間のような存在で、外観と内装のデザインはホテルのような雰囲気です。ホテルと同じくベッドメイキング、掃除、シーツやタオルの交換などのサービスが付いているので、単身者にとても人気です。生活に必要な家具や電化製品、さらに調理器具や寝具などもひととおり揃っているので、入居したその日から普段どおりの生活ができます。フロントスタッフは24時間英語対応。不具合が発生した際も迅速に対応してくれます。電気、水道、インターネットなどの公共料金は家賃に含んでいるところがほとんどです。このように、至れり尽くせりのサービスアパートですが、その分、家賃はコンドミニアムやアパートよりも少し高めになります。
アパート
日本でいうところの賃貸マンションです。建物全体をひとりのオーナーが所有しており、インテリアや契約条件も全室同じ内容です。部屋に不具合が発生した際は管理事務所が一括して対応するので比較的スムーズ。また、物件によってはメイドサービス(室内の掃除・洗濯)、NHKの無料視聴、ガスや飲料水の配達などさまざまなサービスを提供しています。電化製品が付帯しているところも多く、故障してもストックがあればすぐに交換してもらえます。タイの伝統的な建築様式を用いたものや、日本人好みのモダンなデザインのものもあり、どちらも駐在員の方に人気があります。
日本でいうところの分譲マンションです。同じ建物でも各部屋ごとにオーナーが違うので、インテリアや契約条件もそれぞれ異なります。部屋に不具合が発生した場合、基本的に管理事務所にて対応してもらえますが、内容によってはオーナーに連絡する必要がでてくる為、対応に時間がかかることもあります。また、法人契約(勤務先名義による契約)の場合、煩雑な税務処理手続きが発生するため、拒否をされることが多いです。しかし、それでもコンドミニアムはそのデザイン性の高さや最新の設備が話題になり大変な人気を集めています。現在、バンコクでは大手デベロッパーによる高級コンドミニアムの建設ラッシュで、都内のあちこちにおしゃれでモダンなものが次々と建てられています。