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2020年5月15日
電気代お支払について|バンコク(タイ)
公共料金の中で一番費用が掛かるのが電気代です。常夏のバンコクではエアコンの使用量が電気代の大半を占め、「電気代=エアコン代」と言っても過言ではありません。お部屋の広さやエアコンのタイプによって、掛かる費用が大きく違ってきます。また、アパート、サービスアパートの場合、アパートが設定している料金(電気代+サービスチャージ)で請求されますので、直接電力会社から請求されるコンドミニアムと比べると電気代が高くなります。その分、アパート、サービスアパートの場合は、電気のトラブル等はアフターサービスを受けることができますので、長時間の停電などもありません。
【エアコンについて】
ルームエアコン(外付けタイプ)
日本の一般家庭で設置されているものと同じタイプのエアコンです。お部屋を冷やすのに少し時間はかかりますが、ビルトインに比べ音が静かで、電気代も安く抑えられます。
ビルドインタイプ
日本でいう業務用のエアコンです。タイの物件の広いリビングルームを冷やす場合にはパワーもあり最適ですが、ルームエアコンに比べ音が大きく、電気代も高くなります。ルームエアコンより、水漏れなどのトラブルも多く、お掃除もご自身でできるようなものではないので、メンテナンスも大変です。アパート、サービスアパートの場合、メンテナンスは物件側で対応してもらえます。
※タイでは電気代をユニットで計算しますが「1ユニット=1キロワットの電力を1時間にわたって消費した電力量」となり、 1ユニット=4バーツほどです。コンドミニアムにお住まいの方は電力会社へ直接支払う為、上記価格が適用されますが、アパート、サービスアパートの場合は物件が設定している料金で請求され1ユニット=7~9バーツ前後に設定されている物件がほとんどです。この水増し行為は違法となりますが罰則規定もなく、アパートへ交渉しても改訂することは難しく現地商習慣でまかり通っております。
【請求方法とお支払方法】
アパートの場合は毎月アパートよりメールボックスに請求書が届きますのでアパートでお支払いができます。電気メーターをアパートが管理しているため、賃料に電気代を含めることも可能です。
コンドミニアムの場合はタイの電力会社との契約になります。請求書がメールボックスに請求書が届きますので、銀行やコンビニ、電力会社でのお支払いとなります。
コンドミニアムの場合、期限が過ぎると容赦なく電気が止められ、復旧するまでに数日時間がかかることがあります。また、賃料は家主、電気は電力会社との契約となりますので賃料に電気代を含めることができません。
【電気代の大まかな目安】
物件種別、エアコンのタイプ、使い方によって大きく違ってきますので、あくまでも目安としてご参考にしてください。
ご単身の場合1,000~4,000THB、ご夫婦の場合2,000~6,000THB、ご家族の場合4,000~20,000THBが相場となります。