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2020年10月2日
バンコク 新型コロナウイルス 現在の状況(2020年10月2日)
新型コロナ禍からの正常化はまだ道半ばではありますが、日本とタイにおいて感染拡大は収束しつつあります。
タイ政府の発表では、8月19日の新規感染者は2 人、累計3,310人、死亡58人、治癒済み2,857人。日本との人口比が半分である事を考慮しても、優秀な結果を収めています。
バンコクとその近郊では、累計感染者数1,705人。人口約1,500万人と過密な首都圏においても高度に管理されたと言えるのでは無いでしょうか。
【タイでの主なコロナ規制緩和の流れ】
・10 月末まで非常事態宣言が継続中です。
・7月1日より延期されていた学校の新学期がスタートしました。
・5月3日より販売店お酒の販売が再開。
・6月15日より外出禁止令を解除。
・BTS及びMRT乗車の際は要マスクの着用。
・県境に警察による検問(県跨ぎの移動は基本的に可能)。
・タイの旧正月ソンクランが各月へ振替られました(7月25日~28日まで4連休)(9月4日~9月7日まで4連休)(11月19日~22日まで4連休)(12月10日~13日まで4連休)
この流れであればそろそろ海外からの渡航も緩和されるだろうと思っていた矢先、10月末まで日本発旅客定期便は全て運休の発表。当面バンコクに日常が戻るのは先になりそうです。
しかしそんな中でも多くの書類を用意されて、チャーター便でご赴任されている多数の方がいらっしゃいます。
今回はこれからバンコクへご入国される方に向けて、現在の現地状況をレポートさせて頂きます。
■空港⇒国際線カウンターはクローズ、国内カウンターのみ営業中。
レンタカー業者も閑散としています。
■タクシー⇒通常通り営業しております。観光客が少ないせいかスムーズに捕まえることが出来ます。
■列車⇒席を一つ空けて座ります。
出退勤が重なる時間によっては改札まで並ぶことも。
■両替所⇒営業している店舗は半数以下です。そして利用する人はいません。
■ホテル⇒観光客相手の短期宿泊型ホテルは半数がクローズ。観光地のプーケットやパタヤはより深刻な状況です。
夜になっても明かりはまばら。
■銀行⇒アクリル板で仕切られていますが、通常通り営業しております。
■オフィスビル⇒入館時体温チェックとマスク着用が必須。オフィス街は平常月並みの活況です。
■日系企業の工場⇒生産調整している企業が多く、通常の休日に加え金曜日も休業にしている工場は少なくないです。
■渋滞レベル⇒平常時100とすると90に戻った印象です。
アソーク交差点付近(PM:14:00頃)
シーロム・サトーンエリア交差点(AM7:30頃)
■マスク販売状況⇒ドラッグストア、街中で一枚30円位~簡単に購入出来ます。
■飲食店⇒肌感覚で10%ほどのお店が閉店を余儀なくされ、残ったお店は平常通り営業しております。営業時間、酒類提供の規制もありません。
お気に入りの広島焼き屋さん
観光客相手のレストランはまだクローズしているお店が多いです。
地元の方に愛されるお店は外で並ぶほど盛況です。とんかつ「かつ真」さん
■二次会のお店⇒20%ほどのお店しか営業しておりません。
■カフェ⇒平常通りの営業です。
カフェで話すことが大好きなタイ人も今は少ないです。
■ファーストフード店⇒平常通りの営業です。
KFCはバンコクでも人気。オリジナルチキンは1ピース120円ほど。
■デパート⇒入館時検温&マスク着用。品不足になっているものはない印象です。
ユニクロさんにはいつもお客さんが入っています。
■ホームセンター⇒入館時検温&マスク着用。品不足になっているものはない印象です。
巣ごもり影響か家具などの売れ行きはタイでは好調だそうです。
■スーパー⇒入館時検温&マスク着用。非常事態宣言後もスーパーなどで、食料品や被治用品が品薄になることもありませんでした。6月以降は、マスクやアルコールジェルも問題なく購入することが可能で日常生活に困ることは全くありません。
ネギは日本より太く水っぽく、納豆は冷凍されています。※ネギ170円位、納豆3パック200円位
■床屋、美容室⇒平常通りの営業。一時避難帰国している駐在員のご家族が多い為、売り上げは厳しい状況のようです。
友達のお店で。カット&シャンプーで4,500円位。
■ゴルフ場、練習場⇒平常通りの営業。どのゴルフ場もプレーフィーを値引きしている状況。
屋外ではマスク非着用でも注意されなくなりました。
コロナ前はプレー費10,000円前後が相場でしたが、どこのゴルフ場もプロモーションを行い6,000円位からも十分なクオリティのゴルフ場でプレーが可能です。
練習場は40球で200円位。ボールの補給、カバンの持ち運びも係の方がやって下さいます。
■映画館⇒平常通りの営業。
■フィットネスジム⇒平常通りの営業。トレーニング中はマスク着用している方はいません。。。
筋肉おじさん。
■バンコクからタイ国内の観光地への旅行⇒7月から国内旅行が可能となりました。しかし国内は非常事態宣言中、かつインバウンド客に依存していたタイの観光地はどこも閑散としております。
以上、バンコクで生活している自身の目線で撮影した写真とともにレポートさせて頂きました。
バンコクの雰囲気は半年前の平常時に戻りつつあるように感じ、商業施設や飲食店も混みあっています。
しかし一説には今回の影響により失業率は5%を上回るとも言われており、深夜までの残業や飲は避けた方が無難です。
他に気になるポイント、状況が知りたいことがあれば写真と共に説明させて頂きますのでお気軽にご連絡下さい。
皆さまのご健康を祈念しております。くれぐれもご自愛くださいませ。
スターツインターナショナル㈱タイランド 代表:佐藤 勇介
下記に新型コロナウイルス 関連情報サイトリンクを掲載させて頂きます。
・在タイ日本国大使館 (日本語版)
タイ日本大使館のウェブサイトです。新型コロナ関係の情報も随時更新されています。
在タイ日本国大使館(日本語版)ウェブサイトはこちらから
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
・Covid Tracker 5Lab (日本語版)
タイ・バンコクの最新のコロナウイルス情報(感染者発生地情報や病院情報・店舗の消毒情報など)が確認サイトです。
Covid Tracker 5lLab(日本語版)ウェブサイトはこちらから
https://covidtracker.5lab.co/jp
・News Clip.be(日本語)
新型コロナウイルス情報を始めタイの経済・社会・政治ニュースを確認サイトです。
New Clip.be(日本語)ウェブサイトはこちらから
・WORLDOMETER(英語版)
世界各国の感染・死亡・回復者数や増加数などを表やグラフで確認することができるサイトです。
WORLDOMETER(新型コロナウイルス情報)ウェブサイトはこちらから
https://www.worldometers.info/coronavirus/#countries