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お役立ち情報
2021年6月8日
ベトナムトラブルあるある
以前に比べれば、ベトナムもだいぶ住みやすくなってきてはいますが、下記のようなトラブルにも
未だに出くわします。赴任してそのトラブルに直面したときに驚かないように、こんなことあるのかと
覚悟?変な期待?していただければと思います。
1.道路閉鎖
イベント(マラソン大会、大規模消防訓練等)の開催前後に、主要道路が閉鎖され
迂回しなければいけないということもたまにあります。前日に公表されますので安心です。前日ですが。
2.デモではなく、熱狂的ファンによる道路閉鎖
ベトナムカラーの赤いシャツを着た人たちで街中がごった返すことがあります。
それはベトナム代表のサッカーの国際試合の時。以前、国際大会で準優勝のときには
1区の約1㎞四方のエリアがバイクでごった返し、一晩車が通行できなくなったほど。
渋谷のスクランブル交差点での騒ぎの比ではありません!
深夜までバイクで暴走、クラクション、ブブゼラのようなものを鳴らし
暴走族でもなんでもなく、一般市民(それこそオフィスワーカーも)もこの中に混じって
騒いでいるので、圧倒されること間違い無し。
でも国民みんな嬉しいので、怒ってる人もいないのが不思議です(もともと騒音に敏感ではないので)。
1区中心部は車も通れないし、外も歩けないほどになります。
サッカーの代表試合日程は要チェックです。
3.冠水
雨期のとき、加えて大潮のときにはサイゴン川に水が流れ切らず、行き場を失った水が
道路に冠水してしまいます。中心部では冠水しやすい道路の排水処理施設の設置が進んではいるものの
バイクのタイヤ半分が浸かる冠水というのは、未だに年に4-5回発生します。
そのようなときは、タクシーもGrabも捕まらないので、歩いて帰宅するか、水が引くまでGirls barでも行きましょう。
4.停電
突然の停電は相当少なくなりましたが、一部地域ではエリア全体が突然停電ということも起こります。
駐在員が住むマンションであればほとんど無いのですが、車の通れない小道を入ったところの住宅街等では、
雨期に停電、電気工事中に間違って配線切ってしまって停電、ということは未だに発生しています。
そのような場所に住むとき、懐中電灯は目立つところに置いておきましょう。
5.インターネット回線
4Gの導入がようやく進んできて快適になってきたものの、やはり日本ほどサクサクと動画が見れないときも多いです。
なかでも、年に3-4回恒例行事のようにあるのが、海底ケーブルの切断。
日本やアメリカと結ぶ海底ケーブルが何らかの理由で切断され、その修復に1-2か月かかるため、
その間はインターネット回線が弱くなります。
昨今では、新型コロナウイルスの影響で、学校がすぐに休校となりオンライン授業に切り替えるため、
昼も夜も回線はパンク状態です。
ADSLを利用しているプロバイダーが圧倒的に多く、容量を上げて高速プランにしても解決されないこともあります。
6.近所でジャイアンリサイタル
近くの民家から何やら大音響で歌い声が聞こえてくることがあります。
家の外にカラオケボックスの音響セットを置いて、大音量で気持ちよく歌を歌うご年配の方が未だに多いです。
しかも朝5時から、夜1時くらいまで、遠慮なく声を枯らしながら歌います。
日本人が住むマンション自体には、このような方が住んでいることはない(あっても管理会社を通じて注意する)のですが
そのマンションの近くがローカルエリアであれば、そのようなことが起こる可能性はあります。
毎日やるのではなく、いいことがあったときに不定期に行われるものです。
7.やたらとスリや公安警察の出番が増えます
旧正月前は犯罪が増加しがちです。旧正月で帰省する際にお年玉(リーシーといいます)をあげたり、見栄を張って新しい服を着たり
親族でかけ事をしたりするときに、お金が必要なんですね。そのため、スリをしたり、公安警察もがんばってバイクの取り締まりを強化して
罰金をたくさん徴収しようとします。その時期は警戒心を高めて行動するようにしてください。
日本という国は、安全で非常に便利な国です。このようなトラブルが起こるのが海外生活なので
あまりストレスを溜めすぎず、海外なのでしょうがない、むしろ面白い経験ができてラッキーくらいの
心構えでいれば、ベトナム生活も楽しめるかと思います。