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2021年6月18日
日本人学校・インター校・塾・・・お子様の教育環境について
本ページは「早稲田アカデミーホーチミン校」の講師に寄稿頂き、転載しております。
◆ご挨拶
皆様におかれましては、初めてのホーチミン生活に向けてのご準備中、様々なご心配をお抱えのことと存じます。特に小・中学生のお子様たちがいらっしゃる親御様、ご本人様は、全く環境の異なる異国の学校に「転校」することとなりますから、ご不安も尋常でないこととご推察致します。
そこで、皆様のご不安を少しでも解消させていただくため、私共「早稲田アカデミーホーチミン校」の職員が、現地の最新の学校状況と合わせて、転入の際のご注意点などをお伝えしようと思います。是非最後までお付き合い下さい。
◆ホーチミン市内にある各学校の現状
「ホーチミン日本人学校」は、小中学生合わせて約600名が在籍しています。(令和3年度)
多くの方が日本人学校を選ばれている理由は、カリキュラムや教科書が日本の文科省のシラバスに合わせてあることが大きいのではないでしょうか。たとえ急な転校であってもその点は安心できるかと思います。
一方インタースクールもホーチミンには数多くございますが、それぞれの国の指導要領が異なりますので、入学前に各学校の特色をおさえておく必要があります。また、相当な語学力が必要ですので、小学生の方を中心に通われるというパターンが多いようです。中学生ですと、例えば日本の「英語検定試験2級」程度ではとても通用しません。
文字通りインタースクールは共通言語の「英語」を用いてクラスメイトや教員と親睦をはかることになります。日本人はクラスに1人いるかいないかという環境で過ごすことになりますので、相当なコミュニケーション能力も必要であることは言うまでもございません。そのため入学直後から数カ月は、放課後に生徒を集め座談会を催し、英会話力・コミュニケーション能力の向上を図る学校も多くあります。
◆学費はいくら?
「日本人学校」は「私立学校」です。ですから、当然「月謝」がございます。今年度は月あたり約「4万円」となっていますので、日本の平均的な私立校と同じであるとお考え下さい。但し、施設費などはございませんので、入学金(5万円)を入れて、年間総費用は「50万円」ほどになります。
インタースクールは学校によって差がございますが、大体「年額200万円」が相場です。日本人学校に比べかなりの高額となります。
◆ホーチミンに高校はあるの?
残念ながら日本人学校には「高等部」はございません。進学の際は、「帰国して日本の高校を受ける」か「地元のインタースクールに編入するか」の選択となります。多くの方が「帰国子女枠」を使って、日本に帰って受験されていますが、日本の高校側には「帰国子女」として扱う基準があり、また「帰国子女用」の英語試験や作文、面接など、学校毎に特色のある入試が課せられる場合があるので、事前の下調べが肝心です。また、インター進学の場合は、とにかく「英語力」にかかっていますので、語学能力を徹底的に磨いておかねばなりません。更に「試験時期」が6月あたりから始まりますので、こちらも要注意です。
尚、現在のコロナ禍では、インタースクールは「オンライン入試」を実施しています。ご興味のある方は、是非各インタースクールのウェブサイトをご覧下さい。
◆「学び」を止めるな!!
「対面」であれ「オンライン」であれ、最も大切なことは、「学びを止めない」ということです。学校の授業進度や体制がどうであれ、勉強するのは自分自身です。自覚をもってしっかりと自らが進んで学習しなければなりません。しかしながら、「何を、どのように、どうやって、どこまで」勉強すればよいのかは、ご家庭で「設計、立案」されるのはなかなか難しいところ。
そこで学習のことなら、私たちの出番です!!
日本で絶大なるご支援とご信頼を頂いております「早稲アカクオリティー」を、ここホーチミンにそっくりお持ちしておりますので、徹底してお子様の学習管理をさせて頂く所存です。
ホーチミンにお越しの際には、是非とも「早稲田アカデミー」をご指名頂ければ幸いです。
それでは、ご無事で渡越が終えられますことを心よりお祈り申し上げます。
そして、ホーチミンで是非お会いしましょう!!