ホーチミンに着くと、意外と目にするのが路線バス。

実はバス網が市内にしっかりと張り巡らされています。

運賃は高くても7,000ドン（タンソンニャット空港にいくものは除く）。乗車距離によって変わってきます。

Grabタクシーより、なんならGrabバイクよりも安いです。

前乗り後ろ降りで、乗車時に運賃を支払います。お釣りがない場合もあるので、小額紙幣を持って乗るようにしましょう。

乗る際は、停留所で手を挙げて、乗りたい！とアピールをする必要があります。降りる際は、日本と同様に降車ボタンを押して止まってもらいます。

ちなみに、ビンタン市場の南側からサイゴン側に伸びるHam Nghi通りには、路面電車の駅のようにバス停があり、様々な方面に行くバスに乗ることができ便利です。

また、バスに乗る前に「Bus Map」というアプリを入れておくと、ルート検索や停留所検索などもできてとても便利です。日本語も選択できます。

ただ、英語もそこまで通じないですし、バス停名は基本ベトナム語ですので、運賃を払う際この「Bus Map」やその他マップアプリを見せて目的地を伝えるという方法を取るのが良いかもしれません。

とはいえ、衛生面・エアコンの効き・バス内のスリ、言葉の問題など、まだまだ外国人が通勤手段などで使うというのは現実的ではないかもしれません。

最近ですと、Vingroupが手掛けるVin Bus（黄緑色の車体）というきれいなバスが走り始めました。24年時点では、Vingroupの開発施設・モールなどをつなぐ経路のみ無料運行となっていますが、将来はもっと利便性があがることを期待しましょう。

ちなみに24年10月時点で、まだ地下鉄1号線は開業しておりません。